このブログは剣道であれランニングであれ『ずばりこうだ!』と言う内容を提示したことがありません。
そう、今回も単なる疑問です。
社会に一石を投げかけるつもりはありませんし、私自身、急進的な考えもありません。
と、まずは逃げ道を作っておきます。
コナンはこんなんで良いのか
…コナンなだけにね。ぷぷぷ。
タイトルにあるように、親父特有のめんどくさい事を思ったのは、ちょっと前に『名探偵コナン』を見たのが発端です。
名探偵コナンについてはどうしても素直に観れないので親父の戯言にすぎませんが…
チャンネルザッピング中にたまたま見たシーンで、ヒロインが主人公の家の台所で食器を洗っており、主人公はコーヒーを飲みつつ新聞に目を通す。
共に高校生。
…お父さん?と言うか、いま何年?
今日日のジャイアンは…
時代と共にドラえもんの内容は変わりつつあり、さすがに「ネズミが出たから核爆弾で吹っ飛ばす」という設定や、ドラえもん自体が狂気、闇落ちすると言う内容は、もう放送は無いかと思います。
が…ジャイアンの暴力とイジメは、いつまで受入れられるのか?
というのが、たまに疑問です。
あれはドラえもんの根幹を成す設定だから変わらないのか、世間が「ドラえもんだから」で受け入れているのか、ネタだからか。
イジメの原因に「ジャイアン」の影響もあったりするんじゃないかなと思う時があります。
暴力、理不尽があっても「俺たち友達だよな!」で片が付く感じ…
一時期、アンパンマンですら槍玉に挙げられたのに、ジャイアンは聖域的になっているのは何でかなと。
とは言え、大山のぶ代版ドラえもんの最後の方は、やたらドラえもんが完璧な道徳者な感じだったので、いまの方が気楽で良いと思っていますし、ジャイアンは永久にジャイアンであって欲しいと思います。
表面上を見てみれば…
過去には良く「クレヨンしんちゃん」が悪だとされ、「ドラえもん」や「ちびまる子ちゃん」が善とされましたが、中身的には「クレヨンしんちゃん」の方が腹黒くなく、いじめもありません。
大人に対して不遜な態度を取るのは「名探偵コナン」が群を抜いていますし「ワンピース」に至っては海賊です。
善悪以前に「賊」です。
と言っても、作品的にはそれぞれ時代背景もコンセプトも違うため、善悪は単純で無いと当たり前ですが思います。
全てが「サザエさん」ではやり切れません。
我々世代(40オーバー)も相当野蛮な物を視聴して来ました(イデオンの全滅とか。ザンボット3とか)。
更に上の世代の方(50オーバー)は『死ね死ね団』とかあったはずです。
それでもこの窮屈な時代に『窮屈だなぁ』と思いながら、大半の方は普通に過ごしています。
イジメは減っていません。
「子供に悪影響」を初め、表現についての意見は、結局自身に対する自信の無さの現れなんだろうなと。
もちろん自分も含めて。
最後に仮面ライダー…
猛烈に反対したいのは『仮面ライダー』です。
今回、完全に幼児向けに舵を切ったようですが、もはや戦隊シリーズとの区別も無いです。
「一人戦隊!仮面ライダー!」と言っても過言ではありません。
それで良いのか?いや良くは無い。
前作の「01」は、ギミック音もスタイリッシュでしたし話も後半につれ、心の葛藤や単なる善悪の判断で分かれない所がいかにも仮面ライダー的で良かったなと思ったのですが…
その線が商業的に失敗したのでしょうか?
龍騎から主題歌の歌詞から「仮面ライダー」が意図的に外れていたのですが、復活しました。
加えて戦隊シリーズでお馴染みのお遊戯的なダンスも入り、CGだらけで妙に画面がキラッキラ(戦隊ものは全体的に画面が明るく、仮面ライダーは何となく暗かった)。
おやっさんもいない(01にもいませんでしたが…唯一小島がその役割だった?)
ライダーキックは微塵も無い。
むう…完全幼児向けにしたな。
それとも剣と本がテーマだから、今回は思い切り寄せたのか。
せめて「剣」がテーマなので、剣道をやる子が増えれば良いなと。
「555(ファイズ)」が一番良いですね。(自分画伯)
「555」は綾野剛も複雑な役どころで出ていました。
みんな仮面ライダーで大きくなった!(←大袈裟
え?今日のブログテーマは結局何か??
『今回の仮面ライダーは諦めて受け入れるべし』です。
来年もこうだと寂しい。