冬?いま秋でしょ?行楽の秋。
ということで、連れ合いが出掛けようなんて言うもんで、先週は上野にGO。
なぜ上野?なんででしょう。
上野に行って、中年夫婦で動物園もなかろうよというので、美術館なんてどうかなんて話になり…
行列。
世間はいつの間にやら文化人で溢れていました。
国立科学博物館は…
和食云々でした。特に興味なし。
大きなクジラ。
これでも高所恐怖症にとっては、脚が震える。地に足が付いているとはいえ、見上げるのが怖い。
怖くないですか?この何とも言えない不安定感。
国立博物館については、連れ合いが興味なし。
急に「旧岩崎亭に行こう」というので、行先はそちらに変更。
途中、地図を連れ合いが「くじ」と聞き間違えたので、以降は地図を「くじ」と呼称。
神社やらなにやらを寄り道。
鮒。
私が幼少の頃のはるか昔、実家には池がありました。錦鯉なんてのが数匹泳いでいました(当時、近所の家はそれが普通だった。いまの金魚的感覚)。しかし池が水漏れしはじめて水位が下がり、仕方なしに近所の神社の池に寄贈(という名の勝手な放流)。
深い池の中を鯉が優雅に泳ぐ姿は、射し込む陽の光を纏わせて、本当に自分の家にいた鯉なのかと思うほどでした。そんな鯉、いまは数百万とか億単位とか、サラブレッドよりも高い値で取引されるそうですね。
そんな昔話に耳も貸さない黒い…カモ?
こんなところにラブホテル?という間を縫って辿り着いた旧岩崎邸。
どうでも良いけどラブホテルの間を抜けて現れた中年カップル。というのは何だか。
馬車道。
そう、この日は土曜日。中央競馬の日。
館内は土足厳禁。
来る予定ではなかったので、この日の靴は二人とも脱ぐのが超面倒。
中には入らず、庭園と周りをウロウロ。写真をパシャパシャ。
はてなブログに載せよう。
なんて張り切ったものの、考えても見れば旧岩崎邸は有料。ここでしか見れないものを、勝手に載せて良いのか?なんて急にリテラシー思考。
てことで、当たり障りないモノを。
多分、井戸があったと思われる。
トイレだったりして。なんてアホなことを言う中年オヤジ。
湯島天神。
幸いなことに我が家の受験生は片付いたので、心穏やかに過ごせます。
『みはし』で休憩。クリームあんみつを食べる。
子供のころ、大人は甘いものを食べないものだと思っていたけど、普通に食べる。
隣に老紳士。
ハットを取ると頭を撫でつける。撫でつけるような髪の毛は一本も無いのだが、やはり習性だろうか?しかし、その所作がなんとも良い。
BSテレ東の「ウイニング競馬」でも、元調教師の大久保さんが帽子を取ると頭を撫でつける。もちろん毛は無い。言わずもがな、その所作がなんとも良い。
私もそうなるだろうか?というか、髪の毛はもちろん紳士にもなれまい。
そうそう、競馬だった。
小さいながらワイドを的中。こういうときに1000円くらい買いたいもんだと思うけど、それすら勇気がない。
帰り道。
右も左も外国人。
上野は外国人に溢れている。左から中国語だかタイ語だか。右は韓国語。左から韓国語が聞こえても、右からベトナム語は聞こえてこない。
60過ぎくらいのオジサン三人組が、良い感じに酔っ払ってフラフラ歩いている。こんな感じに気楽に歳を取りたい。この三人組の実際はどうだか知らない。
日本人、もっと酔っ払っても良いんじゃないか?なんて唐突に思う。