8月1日(火)
17時30分
沖縄にいる。台風真っ只中。7月30日から沖縄入りして、北上しつつ各所を巡って東京に戻る予定で一週間。この一週間は沖縄で終わるだろう。
何もこんな時期に沖縄への出張を組まなくても…と思う。上司曰く、8月なら台風も少ないと思った。そうだ。そうなのか?8月は多発してるイメージが強いのだが。
ホテルは漏れなく停電中。室温27度、湿度75%と蒸した状態。天気予報アプリでは、あと2時間で風が弱まるようだが、一時的にでも電気が復旧しないものだろうか。いまが風のピーク?猛烈な風が吹いている。
何の予備電源もないから、スマートフォンもPCも使えない。仕事上、マズイことをしたのはWi-Fiの電源を切り忘れたことだ。仕事のPCを予備電源としてWi-Fiに繋げて、どれだけもつだろうか。明日もこうだと困る。
冷蔵庫に牛乳とヨーグルトがあるが、失敗した。やはり災害は遭遇してみないと分からない。心の拠り所には、やはりラジオが有効だ。AM波なんて容易に入らないだろうけど、無音と光がない空間と言うのは何とも寂しい。
こんなに簡単に停電になるのかという思いと、それほど激しい台風なんだという驚き。
ところで、本当に週末に帰れるのだろうか?普通に帰れるなら帰る気はもちろんあるが、上司からはもう一週間延ばす姿勢が見て取れる。
30分くらい、電気は戻らないだろうか。暑くて仕方ない。こうやって記しているのも熱が発しているのだろうか。恐らくそうなのだろう。気温が上がっている。
19時18分
空が明るい。雲が帯電?雷の予兆だろうか。これで雷なんて、絵になりすぎて気持ち悪い。正に嵐。
建物が揺れている。大きなホテルには予備電源もあるのだろう。経費をケチるから…といっても、経費は売上から出るのだから仕方ない。考えてもみれば、それだけ売りの立つ仕事をしているということだ、上司は。どうも俺はその逆というか、悪い兆候を見逃さずに平坦を維持するという点が弱い。暑い。27.1度。75%
19時53分
暗がりに包まれ始めている。外は暗い。変わらず風雨は強い。雨はわずかなのかもしれない。とにかく風が強い。猛烈。27.2度、77%
光源は常夜灯と称したライトがあるが、やたら光は明るいのにマンガン電池という、心許ない代物。マンガン電池。こんなんで大丈夫?あまり使わない方が良いのだろうか。
予報アプリでは21時頃に風が弱まる。期待!
19時54分
ほら、光が怪しくなってきた。
20時33分
ついに外が真っ暗に。蓄光式の電灯も力尽きたようだ。スマホで関西電力の停電と復旧の仕組みの、詳しい解説を見た。それから察するに、風雨が弱まってもいまの状況では簡単に復旧はしないのだろう。いまの状況になるまで、停電を三回か四回、繰り返した。ということは遠隔復旧も見込めないと言うことか。この辺り一帯が、沖縄電力の地図上では真っ赤だ。
27.6度。79% 暑い。
21時13分
変わらずの風雨。時が経つのが遅い。そして光が恋しい。この短時間なのに。光ってのは有難いもんだ。つくづく自分は災害に弱いな。どうも悪い方向に考える傾向になりつつあるようで、こういうときに真っ先に死ぬタイプな気がする。
娯楽がないってのは、現代人には辛いものがある。昔の人はどう過ごしていたのか。俳句とか詠んじゃうのも分かる気がする。俺も何か捻ってみるか。
27.9度、79%
こんなの初めて知った。