年が明けて一週間ですか。早いですな。仕事始めなんていってもボンヤリしちゃってイカンです。去年末に仕掛っていたのって、何だっけ?本当に必要な仕事は少ないもんです。
正月らしいこと、何かしました?子供の頃は除夜の鐘の突きに行ったり、日の丸を門に掲げたり、正月飾りをしたりなんてことをやりましたが、環境が変わって以来、さっぱりです。
親戚が集まってなんていうのも、高齢化と少子化が我が一族も身近なもんで、大した集まりもありません。私の実家も連れ合いの実家も、徒歩でも行けるところにあるので、里帰りという感もありません。あ、我が一族とか偉そうに書きましたが、そんな大そうな家系ではありません。
除夜の鐘も近所迷惑になるとのことで、やらない寺も増えたもんで。寺が近くにあることを承知で住んでいるだろうにと思わなくもないですが、昔と違ってマンションが増えて人も増えました。響き渡るのは厳かな鐘の音だけではありますまい。交通整理も必要になる可能性もあると思えば、致し方ありませんな。
時代が変われば形式も変わります。考えても見れば、節分で柊にイワシの頭を刺す家庭は、住宅街ではないでしょうし。
そう思うと、正月というのは全力で正月をやらないといけないのかも知れませんね。全力で飾って全力で挨拶をして、全力でお年玉の授受を行い、全力で初詣をし、全力で除夜の鐘を撞き、全力で御節を食べて酒を飲み、全力でのんびりして、そして全力で正月気分を味わう。正月気分とは何ぞや?
それはさておき、書初めなんてものをやってみましてね。といってもメモ帳に筆ペンで書くという、極めてズボラなものです。五枚書きました。
私の祖父は書道の先生の先生をするくらい達筆でしたが、私はサッパリです。ここで全部を披露するのは恥なので、どうでも良いのを載せておきます。
思えば、座右の銘のようなものがないなと思いまして『上善如水』なんてのも書きました。だいぶ前のことですが、購読しているこちらのブログ『コピの部屋』で四字熟語の記事がありました。
私が頭に浮かんだ言葉が「支離滅裂」と「一撃必殺」でした。最初に浮かんだ言葉は人生観だそうです。人生観が支離滅裂とは。もう少し落ち着きたいということで、目についたのが『上善如水』です。日本酒の銘柄でもあります。しかし、立派な四字熟語でもあります。何はともあれ、腰を据えて今年を生き抜きます。全力で。