荒れたというか、荒れなかったというか。
結果が荒れたわけでは無いのですが、ゲートインのファンファーレ前にお馬さんが一頭、暴れて逃げちゃいまして。その名もサウンドビバーチェ。
コロナの規制が緩んだこの日、東京競馬場には大勢の観客がおりました。
東京競馬場で2400mのスタートはスタンド前。
コロナ禍の観客制限のなかでの競馬しか経験していなかった3歳馬にとって、少なからずこの日の雰囲気が影響したようです。人間も緊張しますからね、馬も同じように緊張するとうことですな。こんなことがあるとは、初心者である私も想像できませんでした。
スタート地点から反対周りに走り出して、そのまま一周すれば戻ってくるのも早いのですが、お馬さんは生き物ですから気紛れに停止します。そんな感じでウロウロした地点が、恐らく800mくらいでしょうか。馬にすれば800mはあっという間ですが、捕まえて引っ張ってくるのは人ですからね。800mは、人にとってはそれなりの距離です。
何だかんだと発想が遅れ、スタートを待つお馬さんもヤキモキしますが、こちらもヤキモキします。中々ゲートインせずにグルグル回ることで、馬も気合が入ってじれるでしょうし、力が入れば能力を発揮できません。
それに今回は2400m。マイル戦を主戦にしたきた3歳の牝馬にとっては初の距離。それを思うと無駄な力を使って欲しくはありません。
そんな馬券です。
馬券
馬券も何もあったもんじゃありませんわな。とか愚痴が止まらないのはお察しの通りです。
考えた挙句、軸は一番人気に置くことにしました。それがサークルオブライフ。
大外枠で騎手が乗り替わったこともあったので、実力馬のスターズオンアースは三頭目。
お次は知った風な顔をして、パドックで各お馬さんを見ます。
ウォーターナビレラが落ち着いた、良い表情をしております。ですが引っ掛かりませんよ。これはきっとボンヤリ菩薩(ユキノファラオ)に違いない。買いません。
軸に据え置いたサークルオブライフは馬体が奇麗に見えます。しかし、これと言って際立つ感じがありません。なんて偉そうなことを言っていますが、他の有力馬と同じような感じに見えます。
スターズオンアースの雰囲気が、他とは違うように感じます。とは言え、大外枠。
パドック解説の細江純子さんが、サークルオブライフが少し気合が乗りすぎていて気がかり、的なことを言います。
元騎手の細江さんが「凄く良い」と言ったときはそれほどでもなく「状態不安」と言ったときは大概その通りという、私の中では逆張りの預言者です。大いに気になります。
さらにサークルオブライフが本馬場に出る直前の行動が、やけに気になります。そんなに体調は良くないのかも。しかし、馬券の締め切りまで時間がありません。一頭変えれば良いかというとそうでもないので、悩む暇がない。
むむむ。もはや祈るのみ。というか、祈った時点で負けが確定したような気もします。
三連複、ワイド、単勝、複勝合わせて1800円。悩みすぎ。
計1800円
結果
いよいよゲートインのところで、冒頭の件が発生します。サウンドビバーチェが暴れて危険を察した騎手が飛び降りたところを、遁走。
ゲートインを待つ各馬が映し出されますが、サークルオブライフがみるみる発汗し始めます。
ゼッケン辺りの発汗が目立ち始め、首にも発汗し始めます。もはやダラダラと言っても良いくらい。力が入りすぎているのか、イライラしているのか分かりませんが、これはいけません。
スターズオンアースも首を上下に振って落ち着かない様子。
そんなひと騒動を終えて、スタートを迎えました。
揃ったスタートながらも両側の馬に挟まれたサークルオブライフは、後方に追いやられ最後方から前を追いかける形になります。
マイルならともかく、2400mでの追撃はかなり厳しく、結果は12着。
1着はスターズオンアース。
スターズオンアースも、ゲート前に落ち着かない様子であったのにも関わらず、残り200mからの恐るべしな急加速。
スターズオンアースはワイドでも買っていましたが、三着以内に他は無し。
轟沈でございます。
いままでの結果
かけ金累計 :30,000円
東スポ代 :2,880円
的中額累計 :25,000円
回収率 :76.0%
(21年回収率:153%)
複勝チャレンジ 0円⇒0円
スターズオンアースは強かった(自分画伯)
この日は他のレースでも横山武史騎手が騎乗のレースで手綱が外れて、馬が大外に外れてゴール後も延々走るというアクシデントもありました。
何があるかわかりませんね。それが競馬。ドラマですな。
牝馬二冠のスターズオンアース!
次回は「東京優駿(ダービー)」です。
有力馬ばかりなので、当たる気がしません。しょんぼり。
でも買いますよ。