高校の頃、ロッテオリオンズ(マリーンズの前身)の大ファンと言うアホな男(行動が飛びぬけてアホだった)に誘われて、ロッテオリオンズ対オリックスブルーウェーブ(バッファローズ統合前)の試合を観に、川崎球場に行ったことがあります。
※期しくも、翌年にマリーンズとなったので、オリオンズとして最後のシーズンとなりました。
私はどっちのファンでもない(と言うか、ジャイアンツもそれほどでもなかった)ので、ノンビリ出来るブルーウェーブ側を「付き合ってやった」と言うだけで要求しました。
友達(アホ男)は、4回までとして三塁側外野席に陣取りましたが、まあ観客のいないこと。
往年の「珍プレー好プレー大賞」で、カップルのイチャイチャが映される、あんな状況です。
当時、ブルーウェーブはパンチ佐藤が一軍控えで、イチローは鈴木一郎で入団一年目だったように思います。多分。
一方、ホーム球場のオリオンズのファンは外野の一角にデンと構えています。
当時、最弱チームであるが故にファンも強烈なことこの上ありません。
いまみたいに千葉愛込みとかでは無く、応援団は『背番号26』だ的なやわさもありません。
何と言っても当時の川崎です。
工場の夜景が…なんてファンタジーは皆無。
勝たなきゃ殺す!
そんな気炎がモワモワ見えてきます。
友達(しつこいですがアホ男)は応援したい熱が抑えきれず、2回終りでオリオンズ側を要求。
当然、悠々移動。
センターを守る愛甲選手の近くの席に収まる事に。
移動早々、センターフライが上がり、愛甲選手が捕球体勢に入ったところで、ボールが頭に直撃する珍プレーが見れました。
愛甲選手の無事を見て、ファンが声を掛けるとグラブを挙げて応える愛甲選手。
拍手でやんやのファン一同。
この時、長閑だなぁと。
川崎のタフなファンに混ざってしまえば、存外なほどに長閑です。
私はオリオンズが勝っても負けも構わなかったので、ことさら長閑です。
しかし、ボンヤリ見てる訳にはいきません。
隣のアホ(…っといけない、友達)の大盛り上がりの熱に対して、水を差すわけには行きません。
私も立ち上がって拍手したり、やや無理矢理ながらも声援に乗ったり。
試合結果は忘れましたが、結局は良い時間を過ごせました。
時は2019年。
「ニッポン放送ショウアップナイター」のプレゼントクイズで、ジャイアンツ対カープ戦の観戦チケットが当選しました。
私は単独、東京ドームに参じます。
東京ドーム一塁側。三階席。
選手が小さく見える姿も、また癒しです。
試合開始からのめり込み、いつしか周りと一緒に万歳したり声を挙げたりしていました。(そう、当時のアホ友達のように)
三塁に岡本選手がいる場面でレフトに大きなフライが上がります。
岡本はタッチアップ体勢になりながらも、見てるこちらから何となく打球も浅く、岡本の走力(遅くはないけど不安)から微妙な印象です。
私は思わず「行けるか!?微妙か!?」と口に出していました。
すると、私の隣の空席の、更に一つ隣のオジサンが「いや!大丈夫!行ける!」と、何となく私の独り言に応える感じに(笑)
レフトがキャッチしたと同時に、知らないオジサンと同時に岡本に声援を送っていました。
両チームの応援の圧や、9回の両チーム応援団のぶつかり合いなど、球場ならではの体験を久し振りに満喫しました。
消化試合も無くなって久しい現在、いまや不人気球団も不人気カードすらもないため、かつての川崎球場のような閑散とした長閑な試合は見れなくなったなと思いました。
しかし、今は大声援の圧を感じ、一体感を得ると言う事もなくなりました。
期しくも長閑な感じで見れる事になりましたが…日本式の応援が無いのは、やはり味気ないです。
あれ!?もしかして白地はビジターユニフォーム??(自分画伯)
ちなみに、今年もニッポン放送のクイズには応募しています。
景品は5000円のクオカードとなります。
今シーズンは未だ当選していません。
過去には「お米5kgと現金5000円」と言うのも当選した事があります。
どうでも良いですが、文化放送(1134MHzJOQR)は、埼玉西武ライオンズ専門です
前は「クイズ8時の男」と題して、20時にマウンドにいるのは誰かを当てる企画をしていました。(今年はやっているか未確認)
景品は「山田うどんお食事券3000円」だったかと…5000円だったかな。
知らない方が多数と思いますが、山田うどんは埼玉県(しかも西部方面)主体のローカル店です。
色々と度肝を抜かれます。
えのきどいちろうさんが「愛の山田うどん」と言う著作を出した時に『不味いじゃないか』と苦情が来たと言っていました。
「美味いとは一言も言ってない。すごいんだ」と言っていましたが、その通りです。
わざわざ食べに…と言うほどでもありませんが、興味ある方は機会があれば。
「ああ・・・なるほど。凄いなぁ」の上でも下でもありません。