人生何でも二刀流!

ランニングと剣道の趣味二刀流。2011年頃から走り始めてるにも関わらず、ハーフは2時間切れずフルは未経験(2019年11月現在)。剣道は2016年に約四半世紀振りに復活のリバ剣。過去10年の経験がありながらも未だに中学のガチャガチャ剣道から卒業出来ず右往左往。剣風って何ぞ!?そうだ二刀だ!と決めたものの師範に言い出せず、所属の剣友会以外でちょぼちょぼ二刀をやったり辞めたり(笑)意識が高いブログに刺激を受けつつも自分に対してはトコトン甘い。ラン有り剣道有り癌有り、ちょっと筋トレ有りの落ち着きのない日常。

【過去から至る】癌のこと(副作用編)

抗癌剤の副作用には個人差があります。

全く副作用も無いと言う猛者もいます。

密かに私は『猛者の仲間入り』を期待しましたが、甘かった…

所詮は凡人です。

 

抗癌剤はB(ブレオマイシン)E(エドポシド)P(シスプラチン)を1セットとして、合計4回投与されます。

1回目は、全く不快感もなく『これなら行けるかも!』と思っていました。

 

兆候は2回目から始まります。

 

 

1・毛が抜ける

 

頭髪は突然抜けるようになりました。

「本当に抜けるのか?」と思い、襟足の毛束を引っ張ったところ、何の抵抗もなくズルリと。

その前日まで引っ張っても抵抗感有り有りで全く抜ける気配もなかったので、驚きと共に「こんなにいとも簡単に抜けるんだ」と、少し感動しました。

 

簡単に抜けるところを看護師さんに見せると、看護師さんも驚いていたのは少し意外でした。

 

抜け毛は頭髪に限らず、眉毛、睫毛も薄くなりました。

考えてみれば当たり前ではありますが、人相に関わるので困りました。

 

頭髪については休薬期間中に全てバリカンで刈って坊主にしました。

因縁のバリカンも、本業では快適です。

 

 

 

2・気持ち悪い

 

抗癌剤の点滴前に制吐剤が入るので、不快感はかなり弱いですが、それでも胸焼け感はあります。

二週以降、ドライフルーツを好んで食べましたが、三週目になるとそれも食べる気がなくなり、ヨーグルトが食べたくなりました。

食べるものに制限はありませんが、財布には制限があります。

ヨーグルトは単価が高いため、胸焼け感以上に泣けました。

 

 

3・偏食

 

病院食を美味しく頂けたのも、二週目まででした。

三週目も半ばになってから、急に魚が苦手になりました。

料理自体は美味しいのですが、何となく匂いが気になり始めます。

四週目には豚肉が駄目になりました。

これも突然に。

 

逆にカレーのような味がハッキリとしていて、素材の香りが分からない食べ物ばかり食べたくなりました。

食事制限は無かったのですが、病院食を残して別のものを食べると言う事に何となく罪悪感があり、休薬中の仮退院で高カロリーの物を食べ続け、体重は驚くほど増加しました(笑)

 

 

4・強烈な空腹感

 

制吐剤に混ざっているのか分かりませんが、とにかくお腹が減るのは困り者でした。

食べたくても病院食は上記の通りでもありましたし、よしんば食べられても量は決まっています。

 

このときは『とんこつラーメン』がとにかく食べたくなりました。

これは退院するまでずっと思っていました。

退院後も満足に歩けないため、結局食べられたのは退院から3ヶ月後くらいでした。

 

浦和にある「なかじま」と言うとんこつラーメンを食べたのですが、店主が神に思えるくらい美味しかったです。

蛇足ですが「なかじま」は普通に食べても美味しいです。

 

 

 

5・肌にアザが出来る

 

顔を除いた上半身と、脚に少々、引っ掻いたようなアザが何個か出来ました。

 

実際に引っ掻いた所もあれば、何もしていないのに出来たものもあります。

いまだに残っているものもありますが、大半は薄くなりました。

 

 

6・顔はツヤツヤ

 

何故か顔はツルツルツヤツヤでした。

余計な毛が無いからか?

です。

入院生活が規則正しかっただけかも(笑)

 

 

7・肌が荒れる

 

顔はツヤツヤツルツルでしたが、顔以外はとにかく垢が出たかと思うくらい、とにかく皮膚がボロボロと剥がれて困りました。

保湿クリーム(しかも結構なお値段のもの)を塗っていましたが、あまり効果はありませんでした。

 

特に服に付くのは厄介で、毎日コロコロ(粘着シート)で取っていました。

これは退院後、1ヶ月は続きました。

精神的に一番ダメージのあった症状です。

 

 

8・手足が痺れる

 

手足の指先の感覚が怪しくなります。

私は大した痺れではありませんが、酷い方はスリッパが脱げても気付かないと言う方もいるそうです。

気にならない程度ですが、いまでも少しだけ痺れはあります。

 

担当医に相談しましたが、副作用としてあまり聞かないようで、皮膚科を紹介するか聞かれました。

となると簡単に治らない事が明白のようなので、気にせず慣れることにしました。

 

幸い短期間の投薬だったので、一年くらいで現状になりました。

 

 

9・爪が剥がれる

 

驚いたのはこれが一番です。

抗癌剤細胞分裂を阻害するから、影響があるのかも…と素人考えながら思いました。

 

剥がれると言っても無理に剥がれる訳ではなく、爪が変形してきたなと思うと、段々と薄くなってペロリと。

なので痛みはありません

ランナーの方なら経験ある方もいると思いますが、爪が死んでいる状態と同じです。

 

が、剥がれかけていた右手の親指の爪が、あと少しの所で副作用が弱まり、そのまま硬化したので厄介でした。

 

剥がれた部分は死んでいますが、大半の細胞が復活したので痛みがあります。

利き腕だけに、何かの拍子に引っ掛けることが多く、その度に血が滲むやら痛いやら…

完全復活には半年は掛かりました。

 

 

10・点滴を入れた血管が硬くなる

 

点滴も長時間入れていると、血が逆流して上手く薬が入らない事があります。

血圧が点滴の圧力に勝るとなるようですが、逆流状態が長く続くと血液が固まって点滴が落ちなくなります。

 

こうなると刺し直しとなるのですが、この血管が暫くの間、硬くなっていました。

体調には何の影響もありませんが、今でも少し固さはあります。

点滴にはベストポジションであっただけに、次に点滴をする事があったらと思うと残念です。

 

11・歯が痛い

 

これは抗癌剤の最終週に出た症状です。

元々親不知があるのですが、そこが猛烈に疼きました。

痛み止も軽いものしか処方されず、最後の一週間がとても苦しい物になりました。

 

歯科医に行ってもすぐに抜くような状態でもないために悩まされましたが、退院後、二週間弱で治まったように思います。

 

 

12・微熱と腰痛

 

二週目以降、ブレオマイシンを入れると必ず発生しました。

ヘルニア持ちでもあったので、腰に響くような傷みが延々続き、最終週はここに歯痛と微熱が加わり、散々でした(笑)

 

 

以上、抗癌剤の副作用でした。

 

期間が短かったのか、軽く済んだのか分かりませんが、副作用も長続きせずに済みました。

癌になって初めて、副作用の多さと苦痛を実感しました。

さっさと病院に行けば良かったものの、わざわざ先延ばしにするとは。

上手く表現できませんが、軽くて済んだなら、サッサと社会復帰せねばと、そう思いました。

まあ…実際に早く働かないとおぜぜがいただけねぇやんす。と言ったところが主ですが。

 

次回は退院から復帰までです。

 

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