クリスマス。え?昨日で終わった?世間は正月…を飛び越して、節分?早すぎんだろうよ。
ところで、クリスマスって昔ほど盛り上がらなくなった。ような。そう思うのは、私が歳をとったから?在宅勤務がメインで、あまり外に出ないから?年頃の子供が二人もいながら、どちらもバイトやらで普通に過ごしているから。というのもあるのかも。
そう、どちらもぼっちじゃないにしても、恋人のこの字もありません。
娘は超モテる。見た目がヤンキー(髪色は季節でコロコロ変わり、目の色もカラコンでほぼ毎日違う。服装もフンワリとか無い)で、ちょっと声を掛けるには引くかも。くらいの感じ。ギャルではなく、ヤンキー。でありながら、中身が真逆で幾らか天然(それは世間知らずに育ててしまったこちらの恥でもある)ため、ちょっと知るとギャップ萌えにやられる。キュンキュンするぜ。という感じ(だと思う。もちろん私はキュンキュンしない)。
が、当の娘は推し活で忙しい。超多忙。大学、バイト、推し活。推し活関係以外で休日に出掛けることが無い。異性に散々誘われて、黙らせるためにちょっとの時間を付き合う程度という。何それ、もうなんかカッコ良い。
一方、息子も知らないうちにハイスペック。なんかもう、親の遺伝って何?という感じのハイスペック。あなた、ジーパンの裾を切らずに履けたこと、あります?サイズみて、これにしようと手に取って、試着しないでレジにGO。秒で終わる。が、彼女はいない。高身長で脚も長くて勉強だって、英語もペラペラでなんかもうすげぇって感じじゃん。って思っても、みんな同じ大学だもんね。その中じゃ、少し目立つ努力が必要。「なんで姉ちゃんは何もしないのに誘われるんだ!?」とか言って、なんだキミはアニメの主人公にでもなったつもりか。男から動かねばならないのは令和の世でも同じですな。♪20世紀の終わりに~恋をするなら~♪と歌ったのはヒカシュー。
恋よりもいまを楽しむことがある。それにはお金が必要で、時間が必要。
なりたい将来像がある。それにはいまの努力が必要で、時間が必要。
昔よりも情報が入る分、手に入れる方法が分かり、労力の費やし方が分かる。
将来像を描きやすくなり、夢を簡単に諦めずとも努力すればという希望がある。
時代に合わせて就職のハードルも高い。将来の自分は、果たして。夢や希望は潰えない。
先が減ってきたオッサンは余計なお世話なことを考えて、ラフロイグなんてものをちびちび嘗める。そんな夜。
サンタの夢も遠くになりにけり。(自分画伯)
親の贔屓目って、歳を重ねるごとに強くなる気がする。
自分の親もそうだったのか?全然想像がつかない。