人生何でも二刀流!

恥もせずに25年振りに剣道復帰。中年のボテ腹抱えてヨタヨタランニング。下手な競馬。痩せない言い訳ダイエット。いまさら自分の性格を持て余し、適応障害になるやら癌になるやら。自分に甘くとことんぬるい、人生に行き迷う私とあなたのブログです。

猫の大病と介護と葛藤・5 亡くなった妹猫の最期に思う

闘病していた妹猫が、遂に亡くなりました。

朝、投薬補助のために実家に行くと母から「亡くなった」と一言。

目を閉じて横たわった猫に触れると、既に冷たい。

 

 

 

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亡くなる前日の朝、実家に行くと妹猫が粗相をしたそうで、母はその後始末でてんやわんやでした。普段も玄関で粗相をすることもあるので『病気でもその癖は出るんだ』などと呑気に思っていました。

投薬中は元気が無いながらも栄養剤と共に完食。ここ最近の様子と変わらない印象。

 

夜の投薬時に再び実家にいった際には、グッタリと猫用のベッドの上で横たわっている。聞けば夕方にまた粗相をし、それ以来、ずっとこの様子とのこと。

眼はぼんやりと定まらず、まるきり動きません。撫でても無反応。試しにと思って、嫌がるであろう後ろ脚をもって上にあげてみると、力が入らないのか、何の抵抗もなく持ち上がります。肉球をぷにぷに。嫌がる素振りも見せず、こちらをチラと見るだけ。

 

試しに姉猫に同じことをすると、僅かな抵抗から力が入っている手ごたえがあります。

再度、妹猫の脚をもつ。ダラリ。姉猫の脚を持つ。抵抗力。妹猫を撫でる。チラリ。姉猫を撫でる。ニャア。同、指先を鼻に近付ける。無反応。同、指先を鼻に近付ける。くんくん。

 

一応、薬を飲ませようとなり、抱きかかえようと妹猫の態勢を変えようとしたところ、自分で立とうとしません。脚に力が入らないのか、ぐんにゃり。これには私のみならず、母も驚いていました。

とても投薬は無理と判断して、翌日は通院予定というのもあり、様子を見ることに。

 

そしてその通院予定日の朝4時頃、永眠。

 

母が言うには、3時過ぎまでは生きていたようです。母が付き添い3時過ぎに水を飲ませ、うとうととして5時に目が覚めた時には息をしていなかったと。この時点では、まだ少し暖かかったとの由。

 

毛布にくるまれて静かに横たわっている猫を見て、なんて言おうかと思っても適当な言葉が思い浮かびません。「いままでありがとう」とか?

そんなこと言ったら、猫から「あんたに言われる筋合いはない」と返されそう。確かにありがとうってのも変か。「お疲れ様」ってのもね。なんか違うな。

掛ける言葉もなく、といって何も思わないともならず。ただ寂寥感。

 

妹猫はツンデレというか、甘えん坊なのに甘えたがらないところがありまして。構って欲しい時にも「ニャア」と鳴かずに、脚で人をつつき関心を寄せ、それでいて何かしようとすると距離をとる。という面倒な猫でした。

好奇心旺盛の割に臆病で、庭を通る野良猫の関心を惹いて、いざとなると姉猫に助けを求める(ように見える)ことも。

しばしば外に脱走しては姉猫に心配をかけ(気付いた姉猫がにゃあにゃあ騒いで家人を呼びに来る。自分も外に出たかっただけかも知れないけれど)、自由奔放な猫でした。

 

母がどう思い、何を考えていたかは分かりません。まして猫が何を思って最期を迎えたかなんて分かりませんが、あっさり亡くならなかったのは、散々手を掛けることで母に寂しさを感じさせないようにしたからかも知れません。

静かに眠る妹猫に対して、手向けになる言葉なんてあるのだろうか。冷たい身体に触れては、ただ寂寥感を感じるのみで、やはり何も思い浮かばない。

 

 

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