巷では熊の出没、被害とありますが、お引き取り願うより他はないでしょう。穏便にお引き取り願えない場合が多々ある状況になったことが、現代の課題なんでしょうけれど。それはさておき、熊と簡単に心が通わせられると思いますか。隣にいる猫一匹ですら、本当のところなんて分からないのに。
日に日に体重が減っています。一時期は維持、あるいは増量もありましたが、ここ数日は良くなさそうです。外見と身体機能は問題なさそうに見えるんですけどね。もっとも、背中を撫でれば背骨の形と、その数が分かる状態でありますけれど。
投薬は相変わらず私が保定し、母が投薬しています。この時ばかりは本当に病気か?と思うくらいに元気に嫌がります。
しかしこの姿、状況を見るたび、猫にとって本当にこれが良いのか?丸きりストレスなんて与えないで、自由にさせた方が良いのではないか?などと思います。エゴですね。治す行いも、それはそれでエゴでしょう。二度と治らないんだよな、多分。なんて思いながら、小さくなった頭をぐりぐり撫でるばかりです。
この二匹が実家に来る前にも、猫が一匹いました。この猫はアッサリしたものでした。かつては猫も、こんなに頑張って生きなかったのかも知れません。
猫がこうなら犬も同じことでしょう。去年、友人の飼い犬が亡くなりましたが、晩年は色々と大変だったそうです。
ヒトとて同じ、日本国内で平和に暮らしていたら、寿命すら分からないくらい生きるでしょう。時には努力を迫られて。
猫も犬も熊も、ヒトとの距離が近づけば近づくほど、生きるも死ぬも簡単ではなくなるな、なんて。
気楽に生きる(自分画伯)