剣道三段五段さんのYoutubeで、中高生必見と言う胴打ちの動画がありまして。
中高生必見!「すれ違いざまに引き胴」とは?試合で使えるあの技をレクチャー!【剣道】|kendo Do against Men
相面からだと有るような気もしますが、返し技としてこれで旗が挙がるんだと、少し驚きました。
25年の時を経てからリバ剣してみると、驚くほどに状況が変わったなと感じます。
特に小中学生の剣道の質がとても上がっていて驚きました。
所作も試合運びも綺麗な事で…
先生方の指導法が徹底していると言うことでしょう。
と同時に、それって旗上がるの?みたいな動画もあったり。
小学生、中学生の頃の自分に重ねると、試合に勝っても内容で怒られるんじゃないかと想像してしまい、いまでも心臓が縮みます(笑)
剣道三段五段さん以外でも、中学生必見と冠した動画がありますが、小学生や一般がダメで、中学生が良くて…と言う括りは、何の基準だろうと思ったり…
実は私も試してみたい内容もあります。
が、やはり怒られそうな気がして躊躇します(笑)
昔にもこんな動画があふれていたら、私の勝率も上がったに違いない。
(いや、周りも条件が同じになるからそれは無い)
剣の舞(ただし華麗ではない)
最近は目的がボンヤリして、気付かず楽な稽古をしておりました。
今回は構えに拘り、中心を取る事を意識して挑みます。
やはり稽古で楽はいけません。
私は「中心を取る」と言う事を良く分かっていません。
子供の頃には中心を意識しなくても何とかなっていたので、一般になったいま、どうして良いものやら?
七段の先生を相手に、表で押してみたり、裏に回してみたり。
手首を柔らかく…なんてことも意識して。
しかし、意識とは裏腹に、力が入ってきます。
ちょっと詰めた次の瞬間「あッ」と思うと両手から竹刀が消えていました。
先生に綺麗に巻かれて、竹刀は空を舞っていく…
ボールを見失ったキャッチャーよろしく、しばらくキョロキョロ探してしまいました。
高さは分かりませんが、距離は10m弱は飛んだかと。
「凄く飛びましたね」と中学生にも言われ、他の先生にも笑われ…
他の方にぶつからなくて良かったです。
巻いた先生本人は、あまりに綺麗に飛んで行ったのでどことなく満足そうでした。
喜んでもらえて何よりです。
いや、違うだろ。
中心争い。剣先は釣り竿の穂先の如くしなやかに
その後は六段の先生二人にお願いしました。
中心争いを挑みます。
表から様子を見る。
動じない。
さすれば裏に回す。
剣先が下がった所で打たれる。
改めて参らんと、表からちょっと詰める。
ここだと定めて打突。
相打ちで負ける。
うぬぬと思って改めて慎重に。
裏から抑えようとしても抑えられない。
強引に打ちに出る所を出鼻でやられる。
うぐぐぐ…
再び表から。
先生の竹刀がピタッとくっついているようで動かない。
と言うか、竹刀を動かせない。
力を抜けば打たれる。
裏に回そうとしても打たれる。
押せば竹刀を巻かれて、やはり打たれる。
どうやっても打たれるイメージしか湧かず、居着いた所を攻められて撃沈。
「ピーマンさんは竹刀が硬すぎますね」と。
打つ瞬間に力が抜けるから、いつ打ってくるか丸分かりだそうで…
竹刀は釣り竿の穂先の如く、柔らかに。
相手の竹刀を感じ、力が抜けた所が攻め入る機会…
との助言を頂きました。
これが出来ればねぇ…
「まあ課題は分かってるし、次(四段)まで時間もあるから大丈夫ですよ。
そう言えば竹刀、綺麗に飛んでましたね(笑)」
課題と言えど、打ち手が無いだけに単なる問題として壁になっております。
う~ん…実際に釣でもやろうかしら。
なんてね。
竹刀飛ばし(あるいは竹刀飛ばされ)に関しては、あれは私くらいの傑物で無いと出来ません。
真似はしないで頂きたいと申し添えます。
飛んでいく様を自分でも見たかった(自分画伯)