『ドリーム職人』と言う漫画で「爪楊枝の溝彫り職人」というのがありまして。
信じていたというほどでも無いのですが、そういうのもあるもんだと漠然と思っていました。
実在しないんですね。
昔、テレビで『溝の形はそれぞれ違う』みたいな内容を見た気がするんです。
前後の文脈を忘れたのか、そもそも夢か幻か。
右手薬指の爪先にばかり打突が飛ぶ
「三段に合格した要因」を、自分の中で確立させたいと言うのがありまして。
漠然としたままではイカンのじゃなかろうかと。
なのでこの日の稽古は、何となく分かっている要因が『自分の物になっているのか、正しいのかをハッキリさせよう』をテーマにして挑みます。
が、何とも集中できない。
構えても、左足の脹脛が張る感じ…
力が入りすぎかと思ってみたり、上半身のバランスを考えてみたり。
これは攻めているだろうか、あるいは待ちになってしまっているだろうか…
とかもう思考がとっ散らかりすぎに。
相手の方から小手が飛び、それを竹刀を開いて防ぎます。
その際、ちょうど竹刀が右手薬指の爪先に当たり、これがもう痛いのなんの…
剣道中毒先生のブログにも似たエピソードがあります。
と、記憶を頼りに探したのですが、見つからず。
確か二刀をされていた時の話で、親指の先に竹刀が当たるととんでも無く痛いと。
世界初!二刀流の女性剣士!七段審査合格動画に学ぶ! | 剣道中毒
見付からなかったので、代わりに二刀ってカッコイイよね!ってことで…
と言うか親指に限らずどの指先でも本当に痛いです。
しかも同じ方から三度も同じところに綺麗に竹刀が飛んできました。
二度も三度も全く同じタイミングで、全く同じ太刀筋で、全く同じ場所に喰らうと言う事は、自分がボケボケしていたに違いありません。
三度目は痛すぎて目からビームが出るかと思いましたが、お相手がけがをする事も武道場を破壊する事もなく、どうかこうか痛みをやり過ごします。
こんな感じでどなたに対しても全く冴えず、テーマの設定が誤っていたようです。
さらば過ぎ去った人よ。俺は先に行くぜ
三段の合格要因を確固たるものにすると言う考えと確認はやめました。
内容はぼんやりとしか記憶に無くても合格したには違いなく、何かが出来ていたと言う事です。
その何かが出来なくなったのなら三段の実力はなく、四段の道が遠のく…それだけのことです。
過ぎたことに拘ってスランプになってもいかんです。
全てはもう出来た事として、四段に向けて精進します。
- 応じ技
- 返し技
- 機会を捉える
これからはこれですな。
想像上で炸裂させる「目からビーム」(自分画伯)
二刀ではこのリスクが高まるとは…