ここ最近、競馬とダイエットばかりで剣道が消えておりました。
行かなくても書ける事もあるだろうと思っておりましたが、半年も行かないと書きようもありません。
だがしかし、お立合い。
もしやと思いタイトルを御覧じろ。
そう、実に半年ぶりに稽古に行って来ました。本領(?)発揮にございます。
「構え」と「攻め」を改めて意識する
何せ半年ぶりです。
何ごともそうですが、長く離れるにつれ敷居が高くなっていけません。
今回、徒歩圏内で稽古があったため、これを逃すと行けるようやら分からないと思い、防具をえっちら担いで参加しました。
さて、今回のテーマは久々の剣道なだけに基本に立ち返る事は元より、力まずに「きちんと構える」ことと「攻め」を意識します。
子供の頃からの癖で足幅は狭く、前後は広く、左足の踵は上げ過ぎ。
フェンシングの癖で腕を前に伸ばし気味で、且つ姿勢が前傾気味と来ています。
良い所がありません。
「普通に立つ」ことが出来ていません。
加えて「攻め」を意識します。
体に力が入っては、円滑な動きが出来ません。
ほど良い「脱力」でしっかり構えることが出来れば、半歩の攻めも自在と言うもの。
付いた癖は中々直らない
気合と共に挑んだ稽古ですが、防具を着けて相対すると、思うようには動かんもんですな。
一人目で相対した中学生に良いようにやられます。
ここは中学生には申し訳ないながら良いように打たれることにして、いざ二人目の高段の先生と稽古。
中学生の犠牲により動きは良くなったのですが、意識しても簡単には矯正されないもので。
- 腕が伸び気味で竹刀の操作が堅い
- 先生が気を合わせて隙を作ってくれたのに、跳べずに竹刀が届かない
- 相手の大袈裟な動作に居着き、簡単に打ち込まれる
どれもこれも力んでいたため、滑らかに反応出来なかったと思われます。
構えも都度、呪文唱えて意識しないと崩れている始末。
久々に自転車に乗ったように時が経っても動作は忘れはしませんが、悪い癖もそのままです。
上記三点のうち、居着く以外は三段受験時には改善されつつありました。
ところが逆戻り。
大人になって意識してきたことは、時が経てばアッサリ出来なくなるもんだと実感です。
積み上げた時間なんて砂の城の如く。風に吹かれ、水に流され何も残りません。
儚いもんですな。
そうならないよう、崩れる前に積んで積んで補強することですね。
こう言う絵本を子供に買うと言う我が母のセンスたるや(自分画伯)
幼少の頃にあった絵本の中に、海辺で砂の城を作る話がありまして。
有名な方の作品のようですが、人物は顔が無いやら輪郭がぼやけてるやら、全編色が暗いもんで、怖かった記憶があります。
母がこの方の作品を欲しかったのか?
砂の城や砂山と聞くと、その当時の印象が蘇ります。あの作品は、いまはあるのだろうか?
ところでエドワード・ゴーリーと言う絵本作家がいますが、この方の絵本も強烈です。お子様には読めませんな。ふふふ。
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