思いのほか2週間近くの沖縄出張になりまして、まあ乗りましたよ、車に。運転したのは私ではありませんけれど。歩くことを忘れた人類よ。
向こうの人は車間が近いですな。ビタビタですよ、神風タクシーとかも久々に乗りました。それでいて、何のトラブルにもならない。煽り煽られみたいな感じは一切なし。それが習慣なのか、車線を変えれば良いだけだからなのか、その辺は分からず。
比較しても詮無いですが、こっち(大都市圏)の人は喧嘩っ早いですな。ビタビタに付いていたら、なんだこの野郎になるでしょう。勘違いする人もいるだろうし。すぐ拡散されて、吊し上げでしょう。くわばらくわばら。
まあまあ、ちょいと落ち着いて、泡盛でも一杯。って、辛っ!なにこれ、コーレーグースじゃん。
買ってきました『コーレーグース』
さあさあお立合い。急ぎでないならお立合い。遠目山越笠の内、物のあい色と利方が分からぬ。
山寺の鐘はごうごうとして鳴ると言えど、鐘に撞木を当てざれば鐘が鳴るやら撞木が鳴るやらトンとその利方が分からぬ道理だが、しかしお立合い。
手前持ち出したるは四六のガマの油。四六、五六はどこで分かる。前足の指が四本、後ろ足の指が六本。これで四六。
…というガマの油ではなくて、コーレーグース。皆さんご存知。
激辛と銘打ってますが、大したことなかろうと思っていたら、まあ大変。たいそう辛いものでした。恐るべし沖縄。
ものが泡盛なので、手加減しないとドバドバ出ます。それを景気よくドバドバやっちゃうんです。泡盛の香り(酒の香り)が苦手な人は嫌でしょうし、多少味が変わるのかも。諸々が気にならなければ美味いです。この独特な感じ、癖になりますな。
酔っ払うかというとそうでもなし。なのですが、汁物以外に入れると何だか酔っ払うような気がするかも。私は弱いので、幾らか危うかったです。
汁物に入れるのが具合が良いようですな。
…1本745円?そんなにしたかな。やはり地元のスーパーに限りますな。お安い。
さて、そうやって景気よく使えば減ります。減ればなくなります。
残るのは空瓶ばかり…と思うことなかれ。
中の唐辛子、これどうするの?
容易に外れなさそうなキャップを外して、中身を食べる?
泡盛を瓶に慎重に注入して、自分で作る?
なんて思って検索したら、発酵に関する大先生、小泉武夫が焼酎を継ぎ足せば良いと言うじゃありませんか。
泡盛じゃなくて良いのか?二階堂じゃなくて大五郎でも良いのか?
泡盛は残っても呑まないけれど、焼酎ならまだ呑める。しかし麦と芋では味が違うのではなかろうか。甲と乙と、どうなんだ?ウォッカではダメなのか。
お食事のお供に(自分画伯)
時に沖縄県民には「ビーフハッシュ」なるものが人気だそうで。
初めて見ました。買って帰りましたが、まだ食べていません。
野菜炒めやオムレツに良いそうです。