本格的な職場復帰に向け、都内の関連拠点を巡ってシステムをどうこうする、補助的な仕事をしております。「補助的」と書いていますが、それは本部が判断した位置付けです。補助と言われた割にはやることや判断することが多く、世の中、些末な仕事はないもんだと、改めて感じます。
些末だとか本気だとか、軽いとか重いとか、自分の中で勝手に分類するから、この状態になるのかも知れない。なんて思いました。原因はひとつではなく、もっと複雑なのかも知れません。原因はひとつでなくても、あるいはこの程度なのかも知れません。
都内をグルグル巡っていて気付いたことが『これまでスタバを見ていない』ということです。意外に無いもんですね。そんなに展開していないのか、やはり人が集まるところに集中しているのか。
これまで 40ヶ所くらい都内を巡りましたが、まったく見ていません。私鉄沿線が多いからでしょうか。駅ビルには立ち入らずに素通りなので、そちらにあるのかも知れません。
まあ、こういう通りが多い場所を巡っていたら、そりゃ無いよなぁ。
スターバックスはあっても無くても、それほど困ることはありませんが、こうやって外を回っていて無くて困るのは、時間をつぶせる飲食店です。
「孤独のグルメ」のように、気楽に入って昼食を楽しむとは簡単にいきません。あんな贅沢できる資金は無い、と言ってしまうとさもしいですが、PCで拠点の資料を纏めてしまいたい(本当はそういう場所でやっちゃダメっぽい)し、時間の調整でソコソコ長く居座らねばならないときもあります。
ファミレスはちょうど良いのですが、私鉄沿線の郊外となると、それもなかったりするんです。個人店は豊富です。そういう所に入りたいのですが、前述の通り。
そこを行くとマクドナルドなんて優秀です。どこでもある。犬も歩けばマクドナルドに当たる。しかし惜しむらくは、マクドナルドはどこも混んでいるという点です。
その上を行くのは、ケンタッキーフライドチキンです。
レジカウンターに並ぶ人がいたとしても、店内は空いている。ガラガラ。そして安い。心のオアシス。ただ、店舗数が少ないというのが何とも。ケンタッキーフライドチキンには、もっと頑張っていただきたい。
今日、ケンタッキーにしない?というのを、毎日誰かが思って実行してください。
今日、ケンタッキーにしない?
マクドナルドもケンタッキーフライドチキンも関係ありませんが、ウエスタンが流れる良いお店に出会いました。
思うほど長居は出来ませんでしたが、良い曲を聴けて満足です。
オッサンが、一人で、こんなお店で、こんなものを頼むんです。
この日は暑かったんです。お店がどうにもならない事態も重なりまして、どうにもこうにもですよ。
はたと見れば、素敵なお店が、どうみてもオッサンが入るような、しかも一人で入るようなお店ではない感じの、素敵なお店が。
だがしかし、ビジネスパーソンであるならどうだろう?それなら良さそうです。しかし私は、歩き疲れたヨレヨレのオッサンで、もうビジネスパーソンですらない。むしろ、ビジネスパーソンと言える雰囲気を醸した経験などない。
気付けば入店ですよ。店内には私一人。コーヒーくらいは良いだろう。アイスコーヒーでも良いだろう。だがしかし、この燦然と輝く何やらが、とても涼やかにオッサンを誘うんです。気付けば頼みましたよ。画像のこれを。名前は忘れました。
店の方(上品なマダム)は、私がノスタルジックなクリームソーダを求めに来た昭和のサラリーマンと思ったらしく「思うような品じゃないかも」と一言。
その言葉の裏に『昭和の口には合わないと思う』との言葉が隠されてるだろうことは黙殺です。私はそういうことをイチイチ気にするから、精神的にどうかするんじゃなかろうか。
さすが元銀座、キランキランしております(自分画伯)
この素敵なお店。元もと銀座にあったそうです。
落ち行くなんて言ったら失礼ですね。