3月14日は全日本剣道大会でした。
コロナの影響等々で男女同時開催。
鍔迫り合いも感染防止でさっさか切れるし、マスクをしていることから体力回復の観点から延長も休憩がありました。
鍔迫り合いは世界大会になると延々とせりあっているので、この対応はコロナが落ち着いても続けてほしいなと。
延長戦も、一本が決まるまで延々と続いていましたが、選手も大変でしょうけれど、見ている方も中々きついです。
時間で休憩が入った方が、気持ちも切り替わって良いのでは…
まあ私がそんな延長戦をやる立場にはならないので、どうなるかはわかりませんけれども。
生涯通じる「強さ」を…
今大会は警察官は不出場ということもあってか、大会は男女とも学生剣士の優勝で幕を閉じました。
学生さんの力と速さは圧巻ですな。
段位が上のベテラン勢の虚をつき、一瞬の隙を逃さず電光石火の一撃。
言葉も出ず画面に釘付けです。
そうはいってもベテラン勢が劣っている訳では無いのは言わずもがなで、剣道の良い所は試合には負けても生涯続けられるところです。
個人的に剣道は「気と気」のぶつかりあいだなと、つくづく感じています。
稽古でも、一方的に気をぶつけても全く通じません。
互いの気を察知して揺らいだところをいかに捉えられるかにあるように感じています。
この気の張り合いを力と速さでねじ伏せる事は、思うほど簡単でもありません。
そこに経験と段位への理解があると感じています。
リバ剣になった際は、力と10年近くの経験で向かっていきましたが、太刀打ちできませんでした。
これではイカンと二段になりましたが、あまり景色が変わりません。
昨年、三段になったとき、幾らか考え方と稽古での動きが変わりました。
一般になるとそうそう試合はありませんが、試合に通じるような強い攻めと打突と、段位に通じるような気迫を稽古で身に付けていこうと、14日の大会を見ながら思いました。
…毎度、思うだけですけれど。
見せてもらおうか!その稽古とやらを(自分画伯)
…そいつはちと無理です。
何年かかるやら。
しかし何ですな。
凄い試合を見せつけられると、私なんかには目の毒です。
すぐその気になっちゃって、仮面ライダーを見た子供よろしく「変身!」ってやれば強くなれんじゃないかくらいに思っちゃいますからね。
全日本大会のあとに書くと被り気味でイカンですね。
書いちゃったしネタ貧乏なので載せちゃいますが…