コロナの感染者数がうなぎ登りでございますな。
今日も元気に満員電車で通勤です。
埼玉、東京、横浜と跨いでおります。
そんな中でも現時点で感染していませんから、ぎゅう詰めでも会話しなければそこそこ問題ないのだろうと思っています。
ところで「検査数を増やしているから感染者数が増えている」との事ですが…
であれば、自粛期間前は一体どうだったんだ?
と思っている私は…お馬鹿さん??
自粛前は増加傾向からの予測値であり、いまは実態だからみたいな?
何と言いますか…
「風が吹けば桶屋が儲かる」の「風」と「桶屋」の経緯が見えてないです。
困った困った。
誰もが先生になる時代
コロナの自粛期間中の影響と思われますが、引き続きYoutubeが盛況です。
剣道とてしかりです。
全国レベルの方や高段位の先生方が無料で講釈してくれるのは有難いことです。
しかし、剣道(あるいは武道全般)は、人なんじゃないかと思います。
私が剣道に対して「二度とやらない」とまで思わせたのは、中学の部活が主です。
顧問の先生の剣道に賭ける情熱が、無言の威圧と鉄拳(防具有りですが)となり、先輩の無駄な上下関係の執着心にすっかりやられ、もはや剣道どころではありませんでした。
(二十人弱の先輩に対して私の学年は三人。とてもとても。)
剣道嫌いになったのは、人と環境だったなと。
権威で伝わるか?
「こうだ!」と教えたい人は、実のところ本質の部分は教えたくないと思っているか、あるいは教えてないんじゃないかと疑っています。
動画の広告収入がいかほどかは分かりませんが、小遣い稼ぎ程度じゃ良い加減でしょ。
『全国大会出場』や『〇段』は、一度付いたら剥がれませんし、地位も脅かされません。
本質を伝えて、よしんば視聴者が身に着けたとしても、自分の身が脅かされる事はありません。
勝負をするわけでなし。
ある程度のバイアスが掛かっていれば、適当に言った所で相手が信用すれば良いわけです。
伝わろうと伝わらなかろうと、何かの箔があればどちらでも良いのです。
小遣い稼ぎだし。
お分かりとは思いますが…
思いっきり偏見です。
動画でもブログでも、誰に師事するかと言う点では人と才能
前記は極端な捕らえ方で、段位や大会規模に関わらず『なるほどフムフム』と頷き唸る発信者の方も当然います。
いかに伝えるかは発信者の才能と思っています。
作家の村山由佳さんが「人と繋がるコンセントをどれだけ作れるかが才能」
「才能があっても繋がれないなら意味が無い」的な事が作品にありました。
(作品名を忘れてしまいました…)
『信念』があり『伝えたいこと』があって『伝える方法』があって『いかに伝わるように伝えるか』を考えて、初めてコンセントが出来るのではないかと思います。
『いかに伝わるように』の中でも、伝えたい内容を『どうやって活かして欲しいのか』と言うのが一番大切なんじゃないかと思います。
発信者の意図と違っては、伝わった事にはならないだろうと思います。
動画でもブログでも『どうやって活かして欲しいか』が見えると、そこに発信者の人が見えます。
受け手にとって、その人に師事したいと思う瞬間です。
何かしらの権威の有無ではなく、人です。
こんな人の動画なら全編見る(自分画伯)
内容が入ってくるかは別。眉毛の奥の瞳が光った時が奥義発動。
媒体のタイトルで「絶対」はキャッチとして有効だろうなと思えば、内容は概ね出オチの場合も多いのでそんな剥きになる事もないのですが…。
けど「絶対」をみんなでやれば、相対的に「絶対」は成り立ちませんよね。
…そうです。屁理屈です。
時に剣道の段位は謎とか意味が無いとか、全く関係ない所から言われたりする(柔道の段位≒強さ・剣道の段位≠強さ)こともあります。
大きな大会の経験や段位は、権威を示すものではなく、その知見を示して導くことの役割であり、その役割の裏打ちとしての権威なのではなかろうかと。
段位はまさに「先生」の役割を与えられ、期待されていると思います。
役割として経験と技量を伝えて導き、受け手は考え、努力し、習得する。
導く側も正しいかどうか、時には悩んで共に努力しているんです。きっと。
さて…
翻って私ですが、何も伝える事がございません。
今年で剣道経験は13年目です。
中身はスッカラカン助です。
小学生の頃は強制剣道漬けで、試合はとにかく数だけはあったので、試合巧者と言っても良いかも知れません。
なので、言えるのは過去ブログでのこれくらい…
これなんてはっきり言って、剣道としてどうかと…
『小学生向け絶対引き分けに出来る方法』です(笑)
我ながら酷いもんです。
私が思ったのは、剣道をやっている方は総じて意識が高いという事です。
稽古はもちろん、剣道について研究熱心です。
そんな中で、経験だけ豊富なオッサンが『中身がスッカラカンで右往左往している意識の低さ』があっても良いのではないかと。
防具を破壊する行為に及んでる内容も有りではないかと。
必殺技を妄想して命名するだけでも良いのではないかと。
他にも二刀での必殺やら、突きやら小手やら…
いまや芯も無くて、もはや絵日記のようになっておりますが。