人生何でも二刀流!

恥もせずに25年振りに剣道復帰。中年のボテ腹抱えてヨタヨタランニング。下手な競馬。痩せない言い訳ダイエット。いまさら自分の性格を持て余し、適応障害になるやら癌になるやら。自分に甘くとことんぬるい、人生に行き迷う私とあなたのブログです。

そして誰もいなくなった…

ついに私の地区の四五段審査も延期となりました。

準備してきた方々の心中いかばかりか。

ホッとしてガッカリと言うやるせ無い気持ちであったり、燃える魂であったり…

仕切り直しも大変かと。

 

仕切りと言えば、大相撲は無観客で実施中で、

中継が中々…シュールと言って良いのか、ちょっと味わえない感じになっています。

 

相撲は祖父が大好きで、小さいときには自然と半強制で観ていました。

『こんなもんの何処が楽しいのやら』と思っていましたが、

ある日、行司に注目するようになってから、俄然楽しくなりした。

 

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「待ったなし。…両手をついて」の時が一番痺れます

 

あの動的世界の中で、行司と行司が纏う空気は別世界を感じさせ、惹かれます。

仕切りももちろん、掛け声も独特な感じでなお良しです。

 

一つ一つの所作が美しいと、場が締まりますね。

剣道でも、礼や蹲踞、立ち上がりの初動、納めまで、普段から凛々しく美しく、しっかり意識しようと思います。

 

無観客の中継ですが、観客がいないならか、

いつもの中継とは違うアングルで撮っているようで、工夫がされているようです。

気のせいかもしれませんが、照強の塩まきも一味違う感じがしました。

 

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もっとも、あの塩まきには賛否両論あるようで、森本毅郎氏は反対だそうです。

私はその辺りは良く分からずで…

かつて琴勇気が時間前に「ホゥ!」と一声上げていたのですが、

それがダメになった途端、不遇が続いているような気がします。

 

行司については、勝負が決まった時に「勝負あり」と言うのを、初めて聞きました。

無観客で確かに盛り上がりに欠けますが、不謹慎ながら滅多に見れない機会なので、

見れるときには十分楽しみたいと思います。

 

この状況でも開催した事に賛否はあるとは思いますが、開催してくれて感謝です。

相撲は神事なので、力士、行司、呼び出し他、

関係諸々の方々には体調に気を付けていただき、無事に千秋楽を迎えてもらい、

是非邪気払いをして貰いたいなと。少々欲張りですが。

 

ところで『蹲踞』ですが、知らない方も多いんだなと初めて知りました。

若い人は知らない人もいるとは思いますが、

私の職場の先輩(50手前)が「蹲踞?何です、それ」と言ってきたので、

仰天しました。

 

昭和生まれは少なくとも、相撲中継の洗礼を受けるものと思っていましたが、

私の偏見でした。

昭和世代も幅広いですね。

 

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