ちょっと前のことですが、千葉県の相撲連盟が幼児から中学生を対象に『全国相撲形競技大会』を企画したそうで、中に「一人相撲の部」なんてのがるとの由。
あたかも相手がいるかの如くに相撲すると言う内容で、所謂エア相撲です。
これ、自分剣道大会に通じますよね?
なんて強引に自分が書いたものに繋げましたが、シャドーボクシングならぬシャドー剣道的なことは前からありますね。
この相撲大会は、自分で演じて自分で実況するも良し、家族が解説するも良しだそうな。
中々楽しそうです。
さて前回の続き
こんな事です。
着眼点は我ながら良いように思いますが、やっつけ的な発想ですな。
今回、時間を要したのは外できちんと試してみようと思っためです。
そうきちんとです。
気持ちは無駄に張り切りましたよ。
しかも勢いよく「やってみよう」とした割に、データなんて無いんです。
やってみたかっただけ。
それだけですよ。
動画も無いってんだから、比較しようもありませんわな。
しかし、逆に良く分かった事がありました。
外でフル装備
実は「剣道自分大会」も試してみたかったのです。
なので改めて外でフル装備で挑みました。
ご覧の通り。
道着が夏仕様(と言っても稽古は通年これ)なので、幾らか袖が短いですが御愛嬌。
慌てていたもので、面垂れも昭和剣道少年的になっています。
馴染ませるの忘れた。
で、フル装備をしたものの、近所のお子さんに出くわす。
意味も無く、防具一式着けた人がいる…
幼いご兄弟がハタと立ち止まる。
初めは『なんか凄い』的な、マジマジと。
↓
何か見ちゃいけないんじゃないか…的な反応。
↓
「おかぁ~さ~ん」と言う、幾らか恐怖が混じった反応。
リアルこんな感じ。
【剣道】酔狂で「剣道自分大会」を書いてみたら、何だか試しても良いような気がして戦慄する(いや、してない) - 人生何でも二刀流!
こりゃイカンと、こちらも竹刀を振っただけで退散です。
しかしながら「竹刀を振る」と言う第一目的は達成されました。
目的とは別に、良いどころか悪い点が露見する
片手打ちは左手残す意識で速く打てるかがテーマでした。
片手だけでなく、諸手中段も試しましたが、動画を見返したら悪いところに気付きまして。
諸手中段からの面です。
こちら。
左肩が上がっている。
打切った際、左肩が上がっています。
面を着けない素振り時の動作では、肩が上がる事はありません。
これは左手を残す意識があったからか?
通常がこちら…
驚くほどに変わらない(笑)
思い起こすに相面で打ち負ける感覚があったわけですが、普段からこんな感じなのかもしれません。
なるほど、上から被せるような振りでは、真っ直ぐ来る竹刀に弾かれるわけですな。
で、結局片手打ちはどうだった?
出落ちなんですけどね…
せっかくなので、一応画像を。
正二刀片手
左手を引いた場合
左手を残す場合
…
…
…
そもそも実戦では左手はそんなに引かないんじゃないかと、元も子もない事を思ったり。
しかし、右半身にならないため、残す意識がある方が力強い打突が出来るような気はします。
押し切る感じとでも言いましょうか。
結果
やっぱり野球とは違う。
投球動作では、下半身と上半身が捻じれますが、剣道では基本的には捻じれません(二刀で踏み込み足を逆にすれば捻じれる)。
とは言え、期せずして自分の致命的な癖が判明しました。
動画も撮ってみるもんですな。
前に残す意識でいたので、やはり猫背ですね。
この辺りはストレッチとか?
ストレッチって地味だから嫌いなんですが…
肩が回らなくて胴紐が結べないとか、袴が結べないとかってなったら困りますしね。
やらないとダメか。
結果、敢えて言おう。カスであると!(自分画伯)
良いんですぅ。
カスじゃありません~。
結果、無駄ではなかったですぅ。