2022年11月27日。小江戸川越ハーフマラソン。そしてジャパンカップ(競馬)。
この日は 4時半に起きました。早い。眠い。8時半スタートを9時スタートだと勘違いしていたので、眠さも一入です。
快晴は良いんですけどね。風が強いんです。風が。風速7mだそうです。
♪風が~強い日~…と歌ったのは『THE STREET SLIDERS』です。
この曲は穏やかなんですけどね。私の心は川越コースの坂の連続と強風を思うと、テンションも下がります。
スタートで失敗
パドック実況「それではパドック診断をお願いします。」
パドック解説「肉詰め肉つめ放題ですか。一叩きされたんですが、どうでしょう…腹回りもゆるさが残ってますし、もう少し気合乗りも欲しいかなと思います。割引ですね。」
私の体調はこんな感じです。
いつものように、VESPA(不味い)、WASPリンゴゼリー(美味い)を食します。羊羹は控えます。
シューズは流行遅れの薄底『BROOKS Hyperion』です。本当に良いシューズです。3年前に廃盤になっているので、もう手に入らない。どうしよう。
スタートは8時半ですが、ウェーブスタート方式で私のグループ(F)は40分スタートとなります。のんびりトイレなど行ってから35分頃にスタート位置に行ったのですが、あらま、もう徐々に移動して Fグループは見えないじゃないですか。
早歩きで前を目指しましたが、諦めてGグループの途中に入りました。いま思うと、これってマナー違反ではなかろうか。最後尾に付くが良しですよね。
スタート~5km 肥って気付いたことがある
ペースは6分10秒あたりで行こうと思っておりました。ペースメーカーとなれるような人が中々見つからない中、ウマ娘の『トーカイテイオー』のコスプレをした人がいます。
どうやらペースは6分10秒。トーカイテイオー氏に付くことにします。
3km付近から蔵造りの街並みに入ります。
苦しいときにこのコースがあれば良いのですが、序盤なのが残念です。因みに、コースから『時の鐘』は見えず、コース上の名所はここしかありません。と言っては言いすぎでした。他にも綺麗な景色と長閑な川の流れが疲れを癒します。風が弱ければ。
さて、蔵造りの街並みは気分が乗ってペースが上がり気味になります。自分の感覚では5分45秒くらいのペースと思い、時計を見ればなんと6分30秒。
今回まで気付きませんでしたが、この通りはゆるい上り坂だったようです。肥ったから気付いたのでしょうか。まだまだ先は長いぞ。
8㎞~15㎞ 向かい風に怯んで嘆く
♪ひるむな~嘆くな~向かい風でも
♪燃え上がる空~クールな大地~
こちらは『ソウルフラワーユニオン』です。
私と言えば怯んでおり、嘆いております。
向かい風の強さ。大小の坂の上り下り。遮るものがない坂の頂上で、吹き付ける風。
人を風除けにしたいと思って集団に突っ込むのですが、後方から見たから集団に見えただけで、辿り着いてみると期待ほどではありません。そんなことを繰り返して体力を奪われます。
追い風はとても楽ですが、風に任せてしまうとハイペースで後々に響きます。この風とこのコース、デブ泣かせが過ぎます。
ちなみに、ペースメーカーとしていたトーカイテイオー氏は、とうにはぐれました。
15㎞~ゴール
風向きが良かったのか、それほど強さも感じなくなりました。最初からこうだったら良かったのに。
中学校横で地元の中学生から応援を貰うも、力が出たのはこの区間のみ。本来なら、ここでもまだ余裕で走り、最後の難所で力を出す予定だったのです。
18㎞近辺に、巨大な陸橋があるんです。これが本当に嫌なんです。壁に思える。
♪俺は涙を流さない ダダッダー!
♪ロボットだからマシンだから~ ダダッダ~
♪だけど分かるぜ~ この坂はイヤだ~
♪ここでくじけて~歩き出す~
グレートマジンガーです。後半は適当です。
画像じゃ分かりにくいですが、本当にもうっ!て感じです。上り坂も長くなると右脚の腸腰筋が痛み始めるのですが、そのこともあってこの上り坂は走って上れませんでした。
しかし、上れば下るもの。
下りは私のためにあるようなもの。人生下り坂。
ここ最近、下り坂が幾らか苦にならなくなりました。以前は脚がガタガタで、上りも下りも一苦労だったのですが、ここ最近、勢いに任せて下るのも問題ありません。肥って足が鍛えられたのか?謎です。
そんな感じで、光速肉団子、再びです。
ペースは一気に上がって5分15秒。
坂を下りきっても勢いに任せて、5分30秒で駆け抜けます。このまま行けるんじゃないか?ペースが落ちても6分くらいで押し切れるのではないか??
なんてうっすらと希望を持ったのですが…
びゅごーー--
風向きが変わって横風になりました。遮るものがない中での強風です。
さっきの勢いも、ここで終わりです。ヘロヘロです。ヘロヘロロックです。ヘロのヘロです。
それでも歩かず、どうにか6分30秒を維持でゴールしました。
ゴール後『Red Bull』のロング缶が無料で配られました。
参加費が高くてしけてやがんぜ…なんて思っていましたが、やるな川越。
他『餃子の満州』が6個150円で餃子を提供していました。
『餃子の満州』とは何ぞや!?
「3割美味い!」のキャッチコピーで「3割?あとの7割は?」と、困惑する人を生む、川越市に本社を置く餃子店です。伊集院光も疑問に思ったそうですが、私の息子も疑問に思ったそうです。3割増しで美味いということです。
あまりの美味さにグレートマジンガーも泣きます(自分画伯)
タイムは2時間18分です。ワースト記録、更新です。
三年前は2時間切りまであと37秒!とかだったらしいです。
何なんだ、このザマは。
あの風の中、沿道の応援は有難いことです。もう少し笑顔で応えられるよう、鍛えないといけません。