長い長い夏休みを、適応障害の名のもとに過ごしておりました。健康を取り戻したといっても良い状態ではありますが、思考、認知についてはまだまだです。
効果があるかどうかは分かりませんが、小学生の算数のドリルなどをやったりもしておりました。本当に夏休みのようです。
割り算なんて「ハイ、やってみよう」なんて風に見てみますと、ちょっと戸惑いますな。そんな算数が苦手なオッサンが、IT業界にいるってんだから分かりません。転職してから17年は経ちます。いまさらながらの適応障害です。
職場復帰に向けて仕事がくる
本格的には10月からと考えておりました。幸いなことに、以前お世話になった方の下に入ることになり、その方も私の事情を知ったうえで「肉詰めだったら歓迎する」といってくれたようで。なんとも有難いことです。『有難い』と思いながらも、どこかで本心で受け止めきれない自分がいます。このあたり、自己肯定感が低いのか、この程度が普通なのか、イマイチ分かりません。
さておき、先週、復帰前に一仕事どうかと課長から来まして。なんでも拠点を回ってサーバの保守だか設定確認だか、まあそんなことをやると。
わざわざ人を使うまでもないような気もしますし、リモートで出来そうなものですが、各顧客の状況であったりセキュリティであったり、会社間の話は良くわからんです。
私のためにわざわざ用意した仕事ではありませんが、お誂えと言えばお誂えなので、本格復帰に向けて引き受けることにしました。
むしろこういうことが悪いのか、どうなのか…
仕事の内容は非常に簡単なんです。しかし、肝心な部分が簡単なことほど、準備が大変なんですね。分かっておきながら…毎度まいど罠に嵌まります。
9月の残りの3週間で、東京都下の全拠点を回ります。一人で。基本、公共交通機関で。効率よく回る必要があります。確認には社員の協力が必要です。事前に予定を伝えておく必要があります。それなので、もちろん事前に行動計画の作成が必要です。何をやるかのリストも必要です。交通機関の記録も必要です。領収書も必要です。計画の変更があったら、拠点に連絡が必要です。報告書も必要です。
柔軟性、対応力、判断力、計画性、問題解決力、折衝力。
全部必要じゃん。
適応障害からの復帰にしては、ハードな気がします。
そして何より、明日から開始で、本格的に話が決まったのが金曜日。いま日曜日。そう、いまもって計画表を作成中です。本部も考慮はしてくれますが、休日返上です。この「考慮してくれる」ということを私が良しとするから、積もり積もって精神的におかしなことになるんですよね。分かっちゃいるけど線が引けない。
何をイメージして描いたのやら…?(自分画伯)
なんのイメージですかね。前に描いて、関連のあることを書くつもりで放置しておりました。自分で書くのもなんですが、何だか嫌な感じの絵ですな。
改めて今回の件は、人員不足というのも会社の事情としてはあるのでしょうけど、存在を忘れられていなくて良かったと、そう思いましょう。たとえ「あの不良債権をどうにかせねば…」の結果が、こうだったとしても、それは知らぬが仏といったところですね。
そうそう、恐るべきことにシフト的な稼働をせねばならぬのです。土日は出勤せねばならなそうです。何が問題って、競馬が出来ないんですよ。
かつ剣道の復帰も考えていたのですが、それも叶いそうもありません。走ることやダイエットについては、動き回るだけに幾らかマシな気もしますが…