『もう無理だ』と思った瞬間に、全てが無くなりました。
思考、言葉、欲。
3週間後「適応障害(抑うつ状態)」と診断されるに至ります。
その瞬間の音を聴き、視界から色が消えた
【ダイエット企画75】の冒頭で触れましたが、仕事が精神的に重くなり始めました。
プロジェクトの長であるPMから色々と指摘を受けまして、自らの人生を振り返るに全てが間違っているように感じたことが発端です。
そこから徐々に気持ちが落ち込んで…という状態を一気に飛ばしまして、私の中で受け止めていたものが突然、決壊しました。
「もう無理だ」と思った瞬間、頭の中で何かが切れる音を確かに聴き、同時に見えているものの色が失われました。精神的な気絶とでも言いましょうか、その瞬間はテレビ画面の砂嵐(なんて状態、もう無いですね)の様相です。
そのときを境に、私の心身は一気に異常をきたしました。
翌日、上司に相談し、PMと直接関与しないような措置が取られましたが、当のPM本人が事態を良く分かっておらず、あまり効果がありません。
それから3週間、いよいよ限界を感じてメンタルクリニックを受診し『適応障害(抑うつ状態)』と診断されるに至ります。
いままでの状態
- 人の会話が分からない、話を頭の中でまとめられない
- 思考が止まる、考えがまとまらない
- 意見が出せない、回答が遅い
- 何も決められない
- メールが書けない、ビジネス用語が分からない
- 胸が苦しく、動悸が激しい、呼吸が苦しい
- 胃が重い
- 落ち着かない、集中力の維持が困難
- 眠れない、あるいは眠りが浅い
- 食欲の増減の調整が困難
- 性欲が無い(EDになった!)
- 趣味を楽しむことに罪悪感がある
土曜日はいくらか気分も軽いのですが、目覚めた瞬間の気分で一日の状態が気まります。
そこそこ良いイメージ(夢の内容を覚えていないか、すんなり目が覚める)の時は気分が安定し、逆の場合(夢の内容が仕事、目が覚めた瞬間に嫌なことを思う)は、動悸も激しく気分も優れず。
日曜日は言うまでもありません。
ダイエットはするもしないもありません。食欲が全くないか、異常にあるかの繰り返しなので、増減を繰り返しました。最近は計っていません。
ランニング、剣道、ブログもいわずもがなです。
しかし、競馬だけではやりました。競馬もやめてしまうと、いよいよ精神的に終わりになってしまいそうな気がしたからです。
この先どうするか
自らこのタイトルを付けましたが、このことを考えると気分は暗いです。
じゃあ書くなってことですが、勢い書いてしまいました。これが無いと締まらない気もしますし。
現在、医師から診断書をもらい、休職となりました。
職場から離れた瞬間、気持ちはとても楽になりましたが、何かに追い立てられるような気持ちは抜けずにいます。
また、先にも書いたように、未来を考えると落ち込みます。
この点が自分の弱点と言えるので、ここを克服するか折り合いをつけるようにならなければ、復帰も儘なりますまい。
私にとって適応障害で怖いのは、再発です。ひとまず休んで快復しても、私の中身が適応できるように変化したわけではありません。
自分の弱点を把握し、それを克服するか、折り合いを付ける思考を持つか、対応できる技術を持つ必要があります。
それを思うと、お先まっくら…
やわらか戦車、あなたは覚えているだろうか!?(自分画伯)
いまはもう撤退です。
やわらか戦車の如く、勇ましい掛け声とともに撤退です。