人生何でも二刀流!

恥もせずに25年振りに剣道復帰。中年のボテ腹抱えてヨタヨタランニング。下手な競馬。痩せない言い訳ダイエット。いまさら自分の性格を持て余し、適応障害になるやら癌になるやら。自分に甘くとことんぬるい、人生に行き迷う私とあなたのブログです。

バクチクは、爆ぜるか

数年前、何かの話の流れから職場の若手さんに「バクチクを知ってるか」と聞きました。「知ってます!あの、花火ですよね?大きな音が鳴るやつ」と自信満々な答え。

あれを花火というのかはともかく、そんな『BUCK-TICK』櫻井敦司氏が亡くなりました。なんてこった。

私はBUCK-TICKの大ファンでした。「でした」過去形です。最後に聴いたのは『Memento mori』(2009年)やっぱりBUCK-TICKって、天才だよな。なんて。

 

私がベースを始めたきっかけはBUCK-TICKでした。人に始めた動機を聞かれたときは「ジェームスジェマーソンがどうの」とか「ジャコパストリアスがどうの」とか「ラリーグラハムが」なんて知ったことを言ってましたが、BUCK-TICKの樋口豊に痺れたからです。それが中学。高校になり憧れは止まらずベースを始め、音楽的良血の血筋(母は民謡の名取で父はプロのスカウトを受けた)よ、来いなんて思いましたが、ダメでした。サラブレッドとは違うのだよ、サラブレッドとは。

 

過去に遡ってCDを買い漁り、ライブには行けないのでビデオを買い漁り、『悪の華』を聴いて「悪の華」を読んで何のこっちゃと思い、「変身[REBORN]」を「変身」繋がりだと思って「変身」を読んで、などしていましたが『狂った太陽』以降はプログレというんでしょうか、天才今井寿の無限に拡がる音楽的才能を理解できず、生意気にも「なんか違う」とか思っちゃったりなんかして。恥ずかしい恥ずかしい。

 

 

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大ファンとかいって、昔のファンの自分がここに書く資格があるのかどうか分からないけど、書く。であるならば、ここでBUCK-TICKの何が凄いかを書ければカッコも付くんでしょうけれど。語彙力が弱すぎる問題。

BUCK-TICK?なんかスゲエしビビッとくるし、あの世界観って言うの?なんかさ、深いんだよ。いや深いとかじゃ安い。拡がるっつうか文学的というか、BUCK-TICKしか無理な感じのBUCK-TICK感、なんだよ。聴くだけじゃなくて、全部で魅せるんだよね。上手く言えねぇけど。天才だ。みたいな感じ。どうか伝われ。

 

『悪の華』『スピード』『JUST ONE MORE KISS』は言わずもがな。一番聴いていたというのもあるけれど『幻の都』『LOVE ME』は天才だと思う。さっきから天才の押し売りの文章。『LOVE ME』は樋口豊が「殺す気かと思った」と、何かの雑誌で見た気がする。遠い昔だから記憶違いかも。『ICONOCLASM』だったか?あの曲は大変そうだ。あるいはヤカミトールかもしれない。すごく練習したらしい。プロでも練習するんだ。なんて思った。なぞっただけで弾けた気になるなよ、お前という名の俺。

 

『ICONOCLASM』『DREAM OR TRUTH』『変身[REBORN]』『Brain,Whisper,Head,Hate is noise』なんて上げていったら、今井寿と星野英彦の曲じゃん。いまでも聴いてる。

ビートルズは詳しくないですが、ジョンレノン好きでも好きな曲はポールマッカトニー作を挙げることが多いということを聞いたことがあるような。

それはそれとして、BUCK-TICKは誰が作っても天才。天才の押し売りの文章第2弾。

『UNDER THE MOON LIGHT』は樋口豊作詞。もちろん天才的な曲。終始天才の押し売りで終わり。

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