人生何でも二刀流!

恥もせずに25年振りに剣道復帰。中年のボテ腹抱えてヨタヨタランニング。下手な競馬。痩せない言い訳ダイエット。いまさら自分の性格を持て余し、適応障害になるやら癌になるやら。自分に甘くとことんぬるい、人生に行き迷う私とあなたのブログです。

初夢奇譚

新幹線に乗り換えねば。

そこは勝手知ったる東京駅。というほど慣れてはいない。

が、しかし、この階段を上ってあそこをああ行って。おや?ここは…羽田空港。

そうか、新幹線じゃなくて飛行機に乗るんだった。そうだ、羽田だ。危ない危ない。

 

あれ?羽田空港のはずなのだが、なぜラウンジにいるのだ?いや、ここはホテルか。

カウンターに揃いの制服を来た三人の女性がいる。空港のはずだったのに、ホテルにいる。アパホテル的ではない、ハイクラスのホテルのラウンジ。客がいっせいに俺を見る。なんとも場違いな俺。

平静を装って、近場の下りエスカレーターに乗る。迷ったか?おかしいな。

 

下りのエスカレーターから本屋が見える。

そうだ、俺は友人の子供にプレゼントを買っていかねばならんのだ。

絵本なんて喜ぶか?まあ気は心という。本だって悪くない。

 

「やあどうも。私は快便の権威、○○博士です。」

楳図かずおと小泉純一郎を足したような、ロマンスグレーの紳士が親しげに話しかけてくる。

〇〇?ああ、聞いたことがある。はて、なんで知ったかな。

「どうもどうも。これ『タンポポ水』です。よろしければどうぞ。」

見れば本棚の端に『タンポポ水』『菜の花水』『ハルジオン水』などが置いてある。

「ああ…嫌ではないのですが、いまでなくても良いというか」断っても良いような、悪いような。

「そうですね、いつでも飲めるのでまたの機会に。これ、私の著作です。面白いですよ」

快便の権威はカンラカンラと笑って立ち去る。というかこの水、いつの水?飲めるの?

 

絵本の棚にある快便博士の本を手に取る。

内容は…どおくまんと相原コージを混ぜたような、ナンセンスギャグにエログロの境界ギリギリの、なんというかガロ的な雰囲気。

大人が読むには笑えるかもしれなけれど、子供にこれはどうなんだ?

 

「ふふふ、先生の本、どうですか?」

快便博士の秘書と名乗る女性が近づいてくる。

それほど美人でもなく、不細工でもなく普通でもなく、何とも表現の出来ない四十そこそこくらいの女性。

その四十秘書氏が俺の耳元で色々と艶っぽく囁いてくる。

「あの、官能小説家を目指していらっしゃるのですか?」

「あら、その才能、私にありそう?」

プレゼント用の絵本はどうしよう。このままでは遅刻してしまう。

 

これは夢か?

となると、俺が見た快便博士が書いた本の内容は俺が考えた内容と言える。

であるのなら、僕は才能があるのかも知れない。なんて思いました。

あれ?作文!?

変な初夢でした(自分画伯)

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