観るに観た。141作品。
思春期にアニメ、声優オタク傾向にあったものの、時代が時代だったために封印していた反動が去年から続いています。新旧織り交ぜて面白そうなものから話題になっていたもの等など。
今後のラブコメは『負けヒロインが多すぎる』前か後かで語られるのではないかと言うのを見たが、なるほどなぁと思う。主人公が誰かとくっつかないという流れ。『必ずしも誰かと交際することが是ではない』みたいな感じは「わざわざ面倒な交際にならんくても」という世相かなと。
さておき、そんなアニメ初心者中年オヤジにとって意外に良かったものと、そうでも無かったもの、他、印象に残った作品を幾つか。
:そうでも無かった群
『CHAOS;HEAD』
何度も離脱しかけた。「STEINS;GATE」関連ということで観たが、話数が少ないのに展開が遅い。これを言っては詮無いけれど、声優の声質が個人的に耳に優しくなかったのもちょっとある。
『神様になった日』
後半は主人公の独り善がりではなかろうか。ヒロインがそんな酷い目にあってるようには思えず。それはさておき、原作者は本当に野球好きなんだなと。
『とある魔術の禁書目録(インデックス)』
時代がいまだからなのか、続編を見ようと思うまでに至らない。期待しすぎたかも知れない。
:良かった群
『結城友奈は勇者である』シリーズ
大した予備知識もなく観たが、想像と全然違った。闘うほどに絶望に突き進むような展開。世の中は理不尽だ。全く関連性は無いけど「新宿阿波踊り」が思い浮かぶ。結局、ハッピーエンドだったっけ…と思うくらいハードな内容。
『義妹生活』
親が再婚同士で義理の妹が出来たという設定。家族として成長するヒューマンドラマだった。余計なセリフが少ない演出も良い。
:世間が言うほどグズ野郎では無いのでは?作品
『School Days』
伊藤誠はクズだと挙がるけど、一番は世界ではなかろうか。誠をクズにしたのみならず言葉も刹那も裏切っている。まさに世界の破滅。
最後のシーンは鈴木祥子の「舟 (Crippled little boat)」を思い浮かべます。
︰自分は関西圏には住めないということ?
『咲-saki-』シリーズ
大阪代表校メインが数話あり、関西弁だらけで疲れた。聞きなれないからなのか、詳しくないが、声優さんが関西出身ではないからか。咲の学校は奈良県ではなかったか?奈良は標準語なのだろうか。それはそれ、これはこれ的なこと?
とまあそんな感じの2024年の年末。いまは「LAST EXILE」と秋に終了した作品を何個か観ている。そんな暮れがあっても良い。というか、そうであるべきだ。年齢を重ねるごとに年末年始に余裕が無くなるのは何故なんだ。
見せてもらおうか、アニメーションとやらを(自分画伯)