新鮮なものを売っている近辺ではなく、新鮮なものを採れる近くにも住んでいないという、中途半端なところに住んでおります。食材は専らスーパーに頼っております。一番の気に入りは『マミーマート』です。何といっても、オリジナルソングが爽やかです。歌声と言い、突き抜けております。それが一番の理由です。
『ザ・ビッグ』のオリジナルソングの秀逸さと誕生秘話も泣かせますが、こちらに『ザ・ビッグ』が存在しないので次点です。
ところで、息子は果物が好きではありません。皮を剥くのが面倒という理由で蜜柑を好まないのは物臭です。それはそれとして、グンニャリ食感の果物を好みません。その理由から、梨と林檎は食べます。柿は苦手な部類です。
そう、柿。
柿なんてあなた、もう美味でありませんか。私は柿が好きです。柿好きと言えば正岡子規か私かというくらいに好きです。実家の庭に柿の木がありました。渋柿なので気楽に食べられませんが、渋抜きした柿をモリモリ食べました。
さて、柿。
スーパーで見るのは種無し柿です。実がキリッとしていないものがあります。食感が、いくらかグンニャリです。種有りはカリカリしています。スーパーでは種有りを見かけませんので、種無し柿を購入します。いくらかグンニャリしたものが、必ず混ざります。
ここでふと、私は息子の食について美味しいと思うこと、好物になることの権利を奪っているのか、いないのか?という思いに至りました。件の柿についても、そもそもの出会いがもっと新鮮なものであったら果たしてどうだったのか(皮を剥くのが面倒とかぬかしている、蜜柑はどうにもならないとして)。
食材について、スーパーに頼ることが最も気楽で効率的な手段です。しかし、スーパーの品の全てが新鮮で、あらゆる品種が置いてあるわけではありません。
私の責任でしょうか。あるいは流通業界、地域担当のバイヤー、地域住民全体…
長野の葡萄、山梨や福島の桃、熊本の西瓜などなどが近所のスーパーにあるとして、それは現地で購入するより味は落ちるのではなかろうか。どうなのだろうか。本物の味とは何ぞや?いま「美味しい」と感じているのは偽物か?美味しいものとは何ぞや?美味しく食べるとは?そもそも美味しいという感覚とは…
そんなことはどうでも良い。
何でもパクパク食べてしまう(偏食有り)、この胃袋が一番の問題。
そんな私の今週の結果は如何に!?
結果
体重 :71.4kg
体脂肪率:23.0%
前回
体重 :71.1kg
体脂肪率:21.0%
札幌に住んでいたときは、トウモロコシは良く食べていました。本場は美味いなぁなんて思っていると、茨城県産だったということは良くあります。北海道産と遜色なかったんですよ、本当ですってば。値段も同じなんですよ。不思議なもんで。
そんなバカ舌の私ですが、北海道のゆめぴりかと、こちらのスーパーで買うゆめぴりかでは、差があるように感じます。札幌在住時に、道内で出回ったばかりのゆめぴりかを食べた時は驚きました。驚愕です。驚愕の荒野。
恐らくあきたこまちとかでも同じなんでしょう。
大きなお世話じゃ(自分画伯)
本物の味を知ろうと知らなかろうと、痩せなきゃならん身にとっては無縁の話でございます。