「上段=片手打ち」のイメージがずっとあったので、上段から諸手での打突を初めて動画で見た時は意外でした。
上段だから片手が絶対ではないと思えばそりゃそうかと言う感じですが、多用するのは「間合いを眩ませて、振りかぶる動作を省いただけ」のように見えて、個人的には少し興ざめです。
打突の瞬間まで諸手で、打突時に片手と言うのも、同じ理由で何となく。
(個人の気持ちです。否定するものではありません。)
試合はショーではありませんが、せっかくの上段なので「魅せる」感じもあって良いかなと。
『カッコいい』から拡がる裾野もあるかと。
速い球を投げるコツは、胸の開きを遅くする…
ピッチャーが速い球を投げるには、例えば右投手の場合は左手を出来るだけ身体の前に残しておくのが良いそうです。
てっきり左腕を素早く引くことで、右腕の回転が速くなると思っていました。
野球中継を見ていると、解説者が「胸の開きが早い…」なんてことを言っていましたが、そういうことか。
グローブを身体の前に長く維持することでリリースポイントを遅らせ、右の肩甲骨から力が加わり、球に力を乗せる事が出来るそうです。
格闘技でも胸を開かない方が、力のある打突が出来るそうな。
となると、竹刀ではどうか?
「肩甲骨を意識する」と言うのは良く目にしていたのですが、柔らかくするってもねぇ…と、あまり意識せずに読んでいました。
どうにも身体が硬くて限界だと諦めていたからです。
どの運動でも肩甲骨は重要なんですね。
肩甲骨関連の内容、もっと真面目に読んどきゃ良かったな。
さておき、となると二刀の場合、小刀の手を出来るだけ前に残して竹刀を振れば、力の乗った速い打ちが出来るとか!?
中段諸手で面を打つ時は、リバ剣になってから右半身になり勝ちなんです。
高校時代のフェンシングの癖もありますが、少しでも遠くにと言う意識が勝ってるんですね。
いけませんな。
二刀の時も、右で振るので傾向としては右半身です。
右足前なので自然にそうなってしまいますが、それが正しいわけではありますまい。
一刀も二刀も、左腕を前に残すことで右の肩甲骨を押し込み、速くて重い面が打てるのでは!?
なんて、少々強引に思ったり。
ではやってみよう。
家の中でやってみたのですが、周りが気になって思い切りに欠けるため、何だかイマイチ…
じゃあ取り敢えず外でやってみりゃ良いじゃんって事なのですが、他にも試したい事もあるので後日、改めて書きます。
家の中でやってみた感覚では、思った感じではないような気も。
何だか出オチ感たっぷりの予感。
と残しつつ、待て次回!…いつ?
見せて貰おうか!(自分画伯)
…大佐、あまり期待しないでください。