7、8年前、北海道にいた時に知った事は『道民はマスクをしない』ことでした。
住んでいた当時はインフルエンザが爆発的に流行していました。
本部からマスクをするようにと通達がありましたが、中でも外でも、マスクをしている方はほぼ皆無。
元々花粉症が少ない(当時)土地柄と、真冬のマスクは息で凍るという事もあり、マスクをするタイミングがイマイチ分からんと言うのが、当時の道産子の話です。
マスクが凍る経験はしたことが無かったので、実際に「冷たっ!」「イタタタッ!」となった時は衝撃でした。
この冬、室内ではマスクはするかと思いますが、屋外はどうしているのでしょうか…
いつの間にやら悪い癖が付き始めていた
先生との稽古後に『面を打つ時に後ろに沈んでから打っている』と指摘されました。
イメージ的には、相手の打突に合わせて「ヨッコイショ」と言う感じのリズムです。
相手に合わせて打ちに行き、それが乗るなら作戦にもなります。
しかし癖になっているなら弱点です。
実は『相手に合わせて打ちに行く』事は密かに稽古しておりました。
相手の出てくる勢いに合わせる、その場での面打ちです。
自分が攻めた結果、相手が出て来たのなら攻めが効いたと考えられます。
しかし、相手が攻めて面を打ってきた結果となると、ただ合わせただけです。
しかも先生には対峙しているにも関わらず、じっくり観察されているという事実。
悪い方向になっている事が明白です
さっさと矯正せねばなりますまい。
昇段審査が切っ掛け…
思い返せば昇段審査の時に「その場で面打ち」を多用していたような気がします。
初太刀を取られた感があり、開き直って合わせに行ったようにも思いますし、身体が動かなかったために、楽な方法を選んだようにも思います。
これが運が良いのか悪いのか、自ら攻めた結果のように見えて、全て応じたように見えたのでしょう。
このことが暗に成功体験となって無意識で刷り込まれ、いまに至ったように思います。
同程度の実力の方なら、攻めた感じになって乗った感じになるものの、実力が上の方には一切通じない…と言う事ですな。
稽古で楽をしてはいけない
最近、稽古であまり疲れないような気がしていました。
この事が原因だったのですね。
相手に合わせていれば、それは楽ですわな。
恐ろしいのは指摘されるまで全く気が付かなかったと言うこと。
左足の踵もかなり上がっていました。
この日の稽古中、何度か気付いて修正しておりました。
過去、遠間から面に行く遠距離砲を試してみたり、速い打突を試してみたりと言う時期がありまして、その当時は左足の踵が上がりまくっていました。
面に意識があると踵が上がる癖もあるようです。
加えて、力まない構えを意識する事で、姿勢が後傾になっているようにも思います。
相手に合わせて『ヨッコイショ』のリズムで打っているなら、後傾の方が都合が良いはず。
なるほどなぁ…
攻めの「気迫」も打切る「勇気」も、ここぞの「根性」も無いわけだ…
時に…
twitterでフォローしている剣心一女さんは「物干し竿」を振っていらっしゃる。
肩から腕から、振りを意識するには、なるほどと。
これで根性を鍛えてみてはとアドバイスをいただきましたが、場所を選ぶやら度胸をためされるやら。
ちと及び腰であります(笑)
頭の中で「キンキンキラキラキラキラポール~」とループ状態…(自分画伯)
物干し竿と言えば「きらきらポール」(モリ工業)と思う方も多いに違いない!
動画があるかと思ったら、良いのがありませんでした…