単なる雑文です。
前置き程度にするはずが、ことのほか長くなってしまいまして。
記憶に蘇るラジオCM
はてなブログで「たいさん」が廃業した事を知りました。
いつの間に…衝撃です。
と言いながらも人のブログで知った程度ですし、私はイカの塩辛はそれほど食べません。
それでは何をそんなに大袈裟なと言う感じですが、かつての『たいさんのラジオCM』がフラッシュバックしまして。
『たいさんのイカの塩辛金印。ご飯にもお酒のお供にも。良いねぇ。良いぃねぇ。』
ごちそうさん♪たいさん♪
…です。
二回繰り返す「良いねぇ」の、二回目の「良いぃねぇ」に特徴があって、良く覚えています。
たいさんは『サケフレーク金印』もあったような。
そこからラジオCMの記憶が出るわ出るわ…
『学べ学べ商品学。♪ホットドッグプレス♪』
『シンビーノ』(林檎果汁100%ソーダ)
『梅ぇソーダ』
『ハンター!!』(中古レコード屋)
『トーハト♪ポッテッコ♪』
『ダイナミック!ダイクマー!』(ディスカウント量販店)
『千鳥饅頭チロリアン』
『ぽんぽこ狸のお饅頭』
『コーヒタイム♪コーヒタイム♪』
『まーつーどー競輪~♪』
『自転車ホイ♪丸金ホイ♪丸金自転車ホイのホイのホイ♪』
などなど。
「ホットドッグプレス」のCMを聴いていた当時は、小学生でした。
『商品学』と言うからにはよほど堅い経済の本なのかと思ったら、軟派なファッション誌でした。
「シンビーノ」は『ノンアルコール』と銘打っていましたが、CMの内容が女子高生の設定で「アフタースクール何とかかんとかシンビーノ!」だった事から、子供も飲めると思い、同じくラジオ好きの友達と気取って飲んだのを覚えています。
値段を忘れてしまいましたが、小学生にとっては高値だったのを覚えています。
「ポテコ」のラジオCMはダイヤル電話の呼び出し音(ジリリリリン)が途中に挟まります。
私が小学生の頃から2000年の一桁位までこのCMだったような。
黒電話…
「ぽんぽこ狸のお饅頭」は、バブル崩壊時に小豆相場と土地売買で失敗し廃業となりました。
饅頭自体は別の方が存続させて羽田で売られているそうです。
ちょっと装いを変えて復活していた!!
けど…ちょっとお高くてよ。
元祖シンビーノ(大塚製薬のHPより)
AMもカウントダウン…
更に、ちょっと前ですが剣道ブログで読んでいるこちらの内容…
AM波が無くなると改めて知りまして。
いよいよ来るのかと。
AM放送局のFM波が始まった頃、伊集院光さんがラジオでFM波について、FM波の管理は赤字同然で手放したいが、周波数を手放すと空いた周波数を乗っ取られるからダメと国からある…と言っていたような記憶があります。
それがFM波メインに変わるとは。
私はラジオっ子でした。
お洒落に過ぎるFMよりも、聞きづらくも分かりやすい笑いのあるAM派でした。
流行には疎くありましたが、無駄な豆知識や知恵などは、全てAMのラジオ番組から得る事が出来ました。
まあ…AM的なラジオ番組が無くなるわけでは無いので、そんなに感慨深くなることも無いのですが。
思えばAM局がFM波も持つという事で、QRソングが無くなった(正確には放送されなくなった)のは寂しい限りです。
『QRソング』とは文化放送(JOQR)のテーマソングです。
作詞は野坂昭如大先生。
ほたるの墓であったかと思えば、大島渚さんを殴ったりとハチャメチャな印象です。
となると、ラジオ大阪の歌も無いのでしょうか。
日曜の深夜に、混線状態で入ってきたのを聴いた時は、何て味わい深い曲なんだと衝撃でした。
こちらの作詞作曲も、QRソングと同じ大先生でした。
何だか妙に感心します。
こういった曲の終わりにコールサインが入り、試験電波が入るのは一抹の寂しさを感じましたが、それもまた乙なものと言いましょうか。
AM局は特にニッポン放送が入りづらく、しかも夜も深くなるほど入らなくなると言う状態のため、雑音に阻まれながらも電波を拾っていた頃は、いまも色褪せない記憶です。
こんなことばかりだったから、成績が良いはずがない(自分画伯)
いまでは私もデジタル放送の恩恵に与っておりますが、ダイヤル回してザリザリ雑音に混じる中、地方局の時間ズレの録音番組をもう一度聴いたり、朝鮮の謎な放送を聴いたりするのも良い味でした。