「昇進には興味ねえっす」やら「現状で良いです」という声は、本当に聞きます。
そもそもね。
それを言える人は、言われたことをきちんと出来ている人だと言うことを、忘れちゃあいかんぜ。
それをあんたね、言われたことも出来ないのにそんな事を言っちゃあ一昨日来やがれってもんだよ。
「あ?辞めるか?」とか言いたくなるってもんですぜ(←パワハラ禁止)
昇進したくないとか言える人は、自分の範囲の事はしっかり出来るんです。それが出来ない人は組織に入って、チクチク言われながらもきちんとやってみなさいな。
そのうち信頼されて、信頼されると任されて、チクチク言われてやっていって…
なんてやってると、嫌でも昇進しちゃうんです。
周りが推薦しちゃうんです。
責任の範囲が拡がるんです。
そうなった時に嫌なら頑として固辞するか、辞めれば良いってことですよ。
辞めたってそん時にはどっか行く当てがきちんとあるから。
若手にどうやって教育するか
先日のパワハラ訴訟に次いで・・・
と言う訳でもありませんが、どうにもミスの多い若手君がおりまして。
やり方が悪いのか、仕組みが悪いのかと言う原因を、若手君とリーダーと探るわけです。
ですが、何度ともなると本人の意識も疑う訳です。それで冒頭の発言が出ます。
上になって責任の範囲を拡げたくないなら、それはそれで良いんです。
しかし、そんな事を言ってる状況じゃないよね?とも言いたいわけです。
言いませんけど。
その日のおぜぜが頂ければ恩の字で…と言うなら、それはそれです。
とは言え一向に改善する兆しも無い状況で、どれだけ教育すれば良いじゃい!?と、暗澹たる気持ちになるわけです。
出世したくないから良いなんて、その発言、10年早くない??
お…確かに何やってんだろう
若手(新人)教育は限界かもしれない
日本電産の永守さんが「新人に即戦力がいない。大学で何を学んでるんだ」的な発言をして、少々炎上したそうで。
発言内容はもっと過激な印象ではありました。
会社が教育するんだろと言うのが反論ではありますが、昇進には興味ないという意識でミスが減らないとなると、本人の意識も原因なのかも知れないと思います。会社が教育すると言う前提もなくなります。
その場合、どこまで指導、教育すればパワハラにならないのか。
パワハラを考慮すると、教育する側もされる側も、意識のレベルがそれなりに同じじゃないと成り立たないと思うんです。
「どうにかここまで経験させたい」と言う意識と「経験を積んで出来るようになりたい」と言う意識です。
この意識のバランスが崩れるとパワハラと言う言葉がちらつきます。
となると、若手や新人は、それなりに専門性を持って即戦力の意識を持っている必要がありますし、先輩社員やベテランは、新人や若手を「教育する」と言う意識では無く、パートナーとして「共に経験する」と言う意識が必要になるかと思います。
必要な会議に出させたり、チームミーティングで意見を言ってもらったり…
文字通り、一年目から即戦力です。
とは言え、一年目から即戦力として扱えばブラックだと言うでしょうし、丁寧に教えても全く戦力にならず、強めに指導したらパワハラだと言うのでしょう。
そうなると、もう何なんだ?と思いますが、ベテランも新人や若手をプロとして尊重する意識が弱いんだなと、永守さんの発言から思いました。
パワハラやブラック企業と言う言葉が定着した世にあって、日本式の採用や新人教育は、いよいよ合わなくなってきているのかも知れません。
偶然にもハラスメントのブログが続けてあったので、こちらを。
そのうち、新入社員を新人のように扱ったら「は?馬鹿にしないでください」とか言う世になるかもしれません。
その時に、オッサンの存在意義が試されるんだろうなと。
「二度もぶった!親父にも殴られたこと無いのに!」(自分画伯)
「それが甘ったれなんだ! 殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか
」
フラウ・ボウ…そんなヒドイ(自分画伯)
悩んだ結果、今回のサムネイルはフラウ・ボウ。
もう「顔はヤバイよ。ボディやんな、ボディ」なんて、通じないんでしょうね。