カミュの小説『ペスト』が売れているそうですな。新型コロナの影響だそうで。
学生の時に「これくらい読んでおかないと駄目なんじゃ無かろうか」となって読みました。そこに至った経緯は不明です。
ついでに「カラマーゾフ家の四兄弟くらい分からなきゃイカンだろ」となり『カラマーゾフの兄弟』も読みました。
読了まで四ヶ月掛かったと思います。
昔のロシア人の娯楽は、読書が一番だった事が伺えます。(←とにかく長い&私には難解)
四兄弟は覚えましたが、現在まで目立った出番はありません。
さて、煽り運転が厳罰化されるとの由。
今日、たまたまこんなブログを『はてなブログ』で読みまして…
恐怖に戦きます。
最後はズッコケ落ちですが、今後は笑い話では済みそうにありません。
一発免停とか…
特に不安になるのは「わざと煽らせてくる」のが出てくる(増える)のかなと。
悪気が無くても、煽りを誘発する運転をする人に対しても困ります。
私の母も高齢に近くなり、自分自身が気持ち良く走れる運転をするので、ヒヤヒヤします。
振り返ればついこの間、私は前方を走る軽トラに対して、軽くクラクションを鳴らしました。
鳴らした瞬間、しまったと一瞬思いました。
鳴らすべく鳴らして、先方も鳴らされるべくして鳴らされたと理解して貰えたので、事なきを得ましたが…
これが煽りだと取られる日も近い…。
今回は意志疎通が出来ましたが「てめえこのやろう」となっていたかも知れませんし、静かに警察に通報されていたかも知れません。
勧善懲悪の色濃い世の中でありながら、善悪の境界線が難しいと感じます。
状況を見誤れば、自分が煽る側にも、煽らせる側にも簡単に立ててしまう。
努めて悪にならず、逆に「自分は弱者だ」と叫んで、闇雲に善の庇護を求めないよう、自分の心によくよく刻みたいと思います。
自分の一言で、自分が悪にもなり、相手を悪にする事も出来てしまうなと。
私はイライラしそうになると「自分はアスリートだ」と思い込みます。
成りきって、何かあったらラニングでは大会に出られないと思い込み、
剣道であれば破門になると思い込みます。
そして一流を気取ったことで悦に入りほくそ笑みます。
絶大な効果はありませんが、その場を凌ぐくらいの効果はあります。
私は過去…20代の頃は喧嘩っぱやいと言うか、変な所で急にスイッチが入り、軽く因縁付けられたり、肩がぶつかっただけで噛みつく事がありました。
忘れもしない学生のとき。
階段でガタイの良いおじさんと、すれ違い様に肩がぶつかりました。
こちらは避けたのですが、
おじさんがあからさまにぶつかって来たことで私のスイッチが入り、一気に炎が上がります。
振り向き様に、おじさんを突飛ばし(←階段上で。)
「てめぇ何すんだ!殺す気か!」(←むしろお前がな)
と啖呵を切りました。
いかついだけに、よろめく程度で踏みとどまった(落ちなくて良かった…)おじさんは、肩をぶつけてくる位の方なので、当然黙ってはいません。
顔を赤らめて振り返り、私に向かって放った言葉が
「ここは下り優先だろ!」
…まさかの理論派。
自分の足元を見ます。
相手が正論なので何も言い返せません。
口が一瞬金魚になります。
しかし引き下がる事も出来ません。
「こっちに来やがれ」の言葉に「上等だ」と返した所でサラリーマンの方が割って入ってくれて、終了。
…何とも恥ずかしい出来事です。
その様子を友人に見られたようで、翌日
「ピーマンでもそんな事するんだな。意外だったよ(笑)中々良い感じだったぜ」とか言われ…
言われるがままに『ペスト』やら『カラマーゾフの兄弟』やらを読むくらいなのにね。
何をイキがってるのやらですよ。
ともかくこんな気質があるので、どこで呼び覚ますとも限りません。
今後、多種多様の価値観、多民族となればルールは増え、厳罰化は進んで行くと思われます。
それが生きやすいのか、生きづらいのか分かりません。
せめて自分自身で世の中を生きづらくしないように、しなやかに右から来たものを左へ受け流せるように(←ムーディー勝山)、心を柔軟に保ちたいなと。
熱血医師、走る!!
超長編お家騒動!!
全巻セット売りってないんですね…