私の子供が小さい頃から、見たり見なかったりしつつも、いまもダラダラと見ております。
先週の日曜日、私だけ仮面ライダーゼロワンを見ていたのですが、途中、たまたま見ていた息子が一言。
「仮面ライダーに必殺技ゲージはあるのか」
格闘ゲームのキャラに表示されている、専用ゲージとでも言いましょうか。
言われてみれば確かに。
仮面ライダーは割りとテキトーに必殺技を繰り出してるように見えます。
であれば、変身したあといきなり必殺技でも良くないか?
みたいな、無粋な考えも浮かびます。
テレビであるので、構成や大人の事情がありましょう。
が、敢えて現実であったらと仮定します。
この場合、どのタイミングで仕掛けてるれば良いのか。
ツラツラと考えるに、合気がその時では無いかと思えてきました。
炸裂タイミングは、以下の三点かと。
- 変身直後
- 相手が崩れたとき
- 起死回生の一撃
変身直後について
変身完了後、いきなり必殺技を喰らわすパターンです。
相手の意表を突くには有効かも知れませんが、準備動作、気の動きで相手にバレる確率は高そうです。
ましてや闘いが始まったばかりで相手も元気ピンピン。
であれば、変身直後は上手い戦法では無さそうです。
相手が崩れたとき
相手を崩してからの一撃と言うのは、剣道でも理想の攻めかと。
しかし、容易に相手を崩す事が出来るのは、相手より格が上である事が必要かと考えます。
相手が同等、格上の場合、中々崩せない場合も多く、崩せても隙は一瞬です。
その瞬間を狙うには「クロックアップ」か「アクセルフォーム」で無いと、実際には難しいかと。
起死回生の一撃
いよいよ追い詰められて、一発逆転を掛けて放つ一撃。
ドラマチックですし、私自身も剣道の試合で極稀に経験があります。
しかし、仮面ライダーでは単独での一発逆転は、あまり見た記憶が無いような。
やはり体力の限界で放つ一撃は勢いが弱いのでしょう。大概返されます。
・・・と言うような事から、やはり「合気」がそのタイミングでは無いでしょうか。
やや強引な感もありますが。
お互いチャンチャンバラバラとやりあった所で間合いを取って相対する。
『いざ行かん!』とお互いの気力が乗った所で必殺技シーケンスが発動される。
と言った具合で。
こんな感じや・・・
こんな感じで。
なんて、強引なこじつけですね。
しかし、こんな事を書いているうちに、何となく「合気」が分かってきた気がします。
勝手に打ち込んでも避けられる、返される、無駄に体力が削られる・・・なるほど。
今更ですが、一振り一振り、全て必殺技と思って挑みます。
どうでも良いですが、遠い小学生の時分には「ウイングマン」が好きでした。
ウイングマンは三次元では10分間しか変身出来ないという設定があり、変身時間がラスト3分で必殺技「デルタエンド」が発動出来ます。
痺れますなぁ。
後半はソーラーエネルギーがフルチャージになると発動される「ヒートショック」
芸が細かいですね。
格闘ゲームなんて無かった時代。
テレビ含めて必殺技発動の条件を細かく設定しているのは、ウイングマンくらいではないでしょうか。
色んな意味で夢が詰まっていた名作ですな。