人生何でも二刀流!

恥もせずに25年振りに剣道復帰。中年のボテ腹抱えてヨタヨタランニング。下手な競馬。痩せない言い訳ダイエット。いまさら自分の性格を持て余し、適応障害になるやら癌になるやら。自分に甘くとことんぬるい、人生に行き迷う私とあなたのブログです。

「親父ギャグ」存亡の危機か!?

日本の若者の読解力が落ちているとか。

それに呼応した訳では無いですが…
私のチームには日本人を中心に、中国人、韓国人、ベトナム人がいます。
私の仕事は設計中心なんですが、それぞれCADの能力も日本語能力も高く優秀なんです。

韓国人メンバーは2名いるのですが、そのうちの若手1名が、物凄く不機嫌でモヤモヤオーラをたっぷり出していて…
どうしたかと聞いてみれば、やおら私の先輩であるアラフィフのオッサンに噛み付きまして。


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殿中でござる!


どうやらコミュニケーションが上手くなかったようで。

IT系やメーカーの仕事はそう言う傾向が強いように感じていますが、未だに『俺の仕事を見て覚えろ』『怠け者だからスキルが向上しない』と言う風潮があります。
明確にはありませんが、うっすらボンヤリと、亡霊的に。

アラフィフの先輩は、それこそ荒波を揉まれた中で邁進してきました。

片や、背負ってきた文化も生きてきた世代も違う異国の若者ですから、本人としては先輩の説明や言葉が理不尽に感じる事が多々あったようです。

これからも他国からの仲間、上司、部下は増えていくと思うので、コミュニケーションは柔軟に、積極的にとっていく必要があります。

一方…と言うか、同時に思ったのは、日本語による日本語的な文化は、高速で廃れていくのかなと。


日常使っている言葉で話していても、他国メンバーから「ピーマンさんの言葉は難しくて分からない」とか「古い言葉を使わないで下さい」と言われます。

古い言葉…


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武門の犠 あくまで陰にて
己の器量伏し御下命如何にても果たすべし



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…的な感じで指示を出してはいないです。
しかし、彼等彼女等には「オッサン、何言ってんの?」的に聞こえてしまう…


では日本はどうかと言うと、読解力が落ちていると言う事実。
伊集院光さんがラジオで「ちょっとひねった表現を使ったら、真に受けられる可能性がある」と言っていました。
ひねった感じのクイズも、また然りと。

今すぐどうこうは無いでしょうし、そもそも言葉は時代で移り変わってきたわけで、今日日、和歌の心で恋を伝える事は極稀かと思います。


だがしかし…駄菓子、菓子


まだ古典にするには早い、廃れてはならない文化があります。


そう、親父ギャグ


私のスマホは既に「おや自虐」と変換されます。
こう変換されると、なるほど、自虐的と言えなくも無い気はします。


恐らく、短文的で直感的で即効的な文体に慣れ親しんで行く内に、誰も親父ギャグなんて言わなくなるかも知れません。
10年後くらには海外からの方たちはもちろん、いまの若者がオッサンになっても言わないかも知れない・・・
老人の句会みたいになっているかも知れない・・・


我らが同志よ、オヤジと予備軍よ、いまこそ立ち上がろうじゃありませんか!

立てよ国民!


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昨日に続き、連日のご登場


けど…親父ギャグが古典になって、和歌のように高尚な趣味になり…
いまの川柳って、そういう流れだったんでしょうか。


喝采

喝采

喝采

本当はちあきなおみが良いのですが、無かったので八代亜紀で。

3年前に別れた恋人の死を「黒い縁取りの知らせ」で知り、待合室では自分の歌が聴こえ、悲しいことがあってもステージに立って歌う…その姿、まさに『喝采

読解力…と言うことでも無いですが、歌も今は、より直接的な表現が増えたような気がしますね。


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