雨が吹き込んで濡れているため、座ることが出来ません。
立ったまま着替えるのですが・・・靴下の履き替えが激ムズ!
脹脛が攣りそうになり・・・ここで攣って、悶えるわけにも転ぶわけにもいかない。
意地で堪えます。
やや離れた場所では表彰式と、売り出し中のアイドルグループのステージが催されています。
遠い昔の中学時代にアイドルオタク(当時、おニャン子クラブ解散とバンドブームの煽りを受けて、アイドルは極寒の冬の時代)だったので、何となく見に行きたい気持ちが。
そんな時、近くの方の話しているのを片耳で聞けば『どう見てもランナーでは無い人達ばかり』と言うことらしく(笑)
ファンの方はアンテナの張り方が凄いですね。
結局見に行かずに、歌声を背に会場を後にします。
やや薄日の差す川越水上公園。
なんだか日本では無いような、良い雰囲気ですよね。
帰りも西川越駅をチョイス。
数人の方の後に付いて駅を目指します。
と、ここで、帰りは案内の方がいないことに気づきます。
そうです、私は全く、何も、本当に何も気にせず、運営の方の案内に任せて公園まで行きました。
駅に向かう人たちを見失うと、迷子になる可能性大。
疲労と膝の痛みで思うように歩けない私を、周りの方はスイスイ抜かしていきます。
この光景、ついさっき18㎞~20㎞辺りで経験したばかり(笑)
なんでみんな、こんなかくしゃくと歩けるのでしょう。
回復力の差でしょうか。
どうにも私は腸腰筋が硬いのか弱いのか。
走っている時も痛みが出て、この時もどうにも脚が前に出にくく、カクカクとした歩き方になっていました。
もっと柔軟性があればロボットのようなぎこちなさも無いのでは?
と言うことで…
失意の中、私は腸腰筋の明日を見ました。
と、明日を見定めているうちに、いつも間にか最後尾に。
何故か私の後ろからも人が来ません。
更に歩を弱めて後方から来るであろう人達を待つ手もあるのですが、自分が乗る予定の電車を逃すと、次まで30分は待ちます。
それは避けたい。
心の中で「待っでぇ~~泣」と思いながら喰らいつきます。
このガッツ、ラスト3㎞で見せるべきでしたね。
不安になりかけたところで、急に視界に駅舎が飛び込んで来ました。
ホームはとても混んでいたものの、無事に乗車。
単線らしく『半自動ドア』
この担当(?)みたいな感じになってしまうと、慣れないと緊張しますよね?